劇場公開日 2020年6月12日

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「なじみのないロシア製SF映画。自分の口にはあわなかった。」ワールドエンド お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5なじみのないロシア製SF映画。自分の口にはあわなかった。

2020年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あまりなじみのないロシア製SF映画。

冒頭、「ブレードランナー」にあるような自動車が空を飛ぶ近未来の描写から、この先どう進むのかワクワクしていたら、現代でも実用化されている普通のドローンがでてきてアレアレとなって、あとは地上走行の装甲車・自動車中心で肩透かし。
異星人の攻撃を受けて、ロシア西部以外が壊滅するのはロシア製映画ならではと思うけど、
ロシア西部だけ被害が免れた理由が月の影に入っていたからなんて、地球が平面でないと理由にならんでしょ。
あと、出演者になじみがないのに結構な数の人が出てくるから役割整理が追い付かない。
人類の残虐さを語っているが、目新しくもなんともないぞ。
また、異星人が2人出てきて、その関係の説明はあるんだけど、今一つしっくりこない。
この2人の異星人とのバトルの後にもう1つの場面(宇宙船内)があるんだけど意味がよくわからない。最後、相手が〇〇だから××したのか?いろんな続編創ることが可能だけど、映画としては中途半端だなあ。

ロシア映画ならではという点では、
 ・ハリウッド映画では大活躍するアメリカ軍は影も形もない(まあ、当然か)
 ・登場する女性のうちの1人が味方にあっさりレ〇プされちゃうのは、ハリウッド映画ではあまりないのでは。

感想として、見知らぬ異国の料理を注文して食べてみたが、自分の口にあわなかったのと同じ状況だな、というもの。
あまりお勧めする気になれないけど、お好みでどうぞ。

お抹茶