劇場公開日 2020年7月3日

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「ウディ・アレン自身のゴタゴタでもう公開されないのかと思っていたら...」レイニーデイ・イン・ニューヨーク ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ウディ・アレン自身のゴタゴタでもう公開されないのかと思っていたら...

2020年7月5日
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鑑賞方法:映画館

ウディ・アレン自身のゴタゴタでもう公開されないのかと思っていたら上映が決まり「ストーリー・オブ・マイライフ」に続きティミーを連ちゃんで観られるとウキウキしてたので公開初日に予約。

ただ、当日の午後位から仕事がバタバタし始め、平行して疲労感もちょいちょい出てくる始末。ラブコメもあまり得意じゃないからなぁなんて思い始めたら、疲労感がどーん😓
申し訳ないけど、こりゃ居眠り映画シリーズになるなぁ、、
なんて思ってたんだけれど、作品が始まったら眠気も疲労もどこえやらで完全に作品にはまりました。

エルちゃんのキラキラした髪の毛で頬を染める感じと、そのシチュエーションでもメモ取るんかいとツッコミたくなる天然な感じが可愛すぎるし、
セレーナの皮肉たっぷりのディスりが、ちょっと低めのハスキーボイスから放たれる度に声を出して笑っちゃったし。
そんな二人の正反対な性格がティミー演じる主人公ギャツビーに変化をもたらすあたりがよく出来てるなぁと。
ティミーはやっぱり長髪が似合うなぁ。
そして肩をちょっとすくめ猫背気味で若干がに股なキャラはティミーそのままな感じだし。
この三人の子供以上大人未満な感じと、
ジュウド・ロウ、リーヴ・シュレイバー、ディエゴ・ルナのちょっと不完全大人男子みたいな感じが対比になってるみたいで面白かったな。

ティミーが本作に出演してるからかどうなのかわからないけど「君の名前で僕を呼んで」のエリオパパとの名シーンにちょっと寄せてるんじゃないかと思えるシーンもあって個人的にはニヤリ。

あと笑い声w

寝落ちするかと心配だったけど
映画館を出るころには足取りも軽く、
降り続ける雨が心地よく感じるほど
最高に素敵な作品でした。

とみまる