劇場公開日 2021年5月29日

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「騙したのは誰か。」のさりの島 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5騙したのは誰か。

2021年7月11日
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鑑賞方法:映画館

空気感は最高。設定は魅力的。キャストもハマってます。時間感覚、大好き。ウソくささも胡散臭さもない展開とオチ。画は丁寧。人っ子一人の姿もないアーケードとか郷愁感、滲みまくり。

この何も起きない具合とか素晴らしく大好き。

ところがですよ。何か足りねー!

将太と婆ちゃんの人格描写よね、足りないのって。やり過ぎれば全てをぶち壊すけど、2人の内面描写を演技そのものか、別物で象徴するとか、映像で表現するとか。

婆ちゃんは全てを見透していた、的な描写はありますが、将太の方は明らかに不足な気がしました。将太の方が婆ちゃんに騙されてるんですけどね。そこが伝わり難いってのは惜しいです。

いずれにしても、欧州的な空気感が良かったのと、ブルースハープの音楽は最高にイカしてました。

コレは結構、好き。

bloodtrail
asicaさんのコメント
2021年8月11日

というわけで レビュー書けないくらいなんですよ。
のさり って 名詞にして使ってるんだけど 普通は のさる っていう動詞で使うんです。そこは違和感ありました。しかも食べ物に使うのが一般的。若い子はもう使わないですね、理解も私くらいがギリかも。

asica
asicaさんのコメント
2021年8月11日

実はこれ、今はなき我が実家のアーケード街なんですよ。
地元あげての応援で製作したらしく、最後の方の思い出映画の中での火災で私のランドセルは燃えたのです。

asica