カオス・ウォーキングのレビュー・感想・評価
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三部作の1だから満足度も1/3的な‥
今回図らずも鑑賞前にいくつかのレビューを見てしまい、
・三部作の初作なんだけど評判悪くて次作製作は微妙
・SF的にパッとしない
・トム君のチェリーボーイ演技最高、ヒロインはかわいい
・マッツは相変わらず渋いが特に意味はない、三人以外のキャストは空気
らしいことを覚悟して鑑賞し(てしまっ)たので、↑点程度は楽しめました。
感想としては上記4点概ねその通りでしたが、一応続編を楽しみに感じました。
ただそれは先日DUNEを観た後の、「さあこれからどうなる?大展開!?」ではなく、「さて、ここから一体どう展開できる?続けるネタはあるの??」に近い。Netflix独占の連続ドラマのシーズン1、もっと意地悪く言えばシーズン1の初回を見終えた程度の感慨です… それでもネガティブな自己ノイズ(眠い・嫌になった・腹たった)はありませんでしたので、そのSFらしからぬ自然な物語進行感が、この映画、特にトム・ホランド主演の大きな魅力かもしれません。スパイダーマンも観に行かねば。
西部劇。
このタイプのティーンズ向け?のシリーズものの企画だろう。「トワイライト・サーガ」「ダイバージェント」「ハンガーゲーム」「シャドウハンター」「メイズランナー」等々。若手の役者が出世のきっかけにするジャンルだが、今回は「スター・ウォーズ」のデイジー・リドリーや「スパイダーマン」のトム・ホランドと、実績ある若手がメインを張る。23世紀に移民した惑星が舞台。ジャングルを二人(若い男女!)が希望を求めてジャングルを彷徨う。西部劇的(アメリカ映画のパターン)な逃走追跡の展開になって、クライマックスがボス(マッツ・ミケルセン!)対決。しかしその最中に・・・。惑星の原住民は数カット登場するが、おそらくシリーズの後半では西部開拓史的な展開になっていくのかもしれない。なのに超C級なイメージがついてまわるライオンズゲートのガッカリ作品。
自分的にはイマイチだったかな
ダグ・リーマン × トム・ホランド × デイジー・リドリー + マッツ・ミケルセン ‼︎
時は西暦2257年、人類は汚染された地球を捨て、移住先を求め新たな星「ニュー・ワールド」へ。マッツ達の移住者第一陣が何十年か前に来て暮らし始めたみたい。トムはここで生まれたようだ。
デイジーが移住者第二陣の偵察隊としてこの星に降り立った。
この星、何かおかしい。女性がいないし、男性は頭の中で考えることが「ノイズ」となって漏れてしまう。隠し事ができないから辛いなぁ。
予想のつかない展開にワクワクしたのだが。
明かされる秘密も、トムとデイジーの恋愛未満の関係も、マッツのかっちょ悪い顛末も、自分的にはイマイチだったかな。
「トッド・ヒューイット」って200回言ってるらしい
SFなんだけど、描かれている人間の感情は最近の地球人の等身大のそれ。もっと残酷にも刺激的にも描けたと思うけど、そうしないでくれたので、エンタメとして楽しい気持ちで観られた。
男がみんなサトラレになっちゃう(しかも心の内が言葉だけじゃなく映像で流出したりもする)設定は面白かったし、文字通りのボーイ・ミーツ・ガールはかわいかった。トムホは現実にはモテてしょうがないだろうにチェリーな役が似合っちゃう。トッド・ヒューイット氏、ヴァイオラの高い声と黄色い髪にやたら反応してたけど、大きくて円い瞳とかはそんなにツボじゃないんだろうか。
スターウォーズだったら、この二人のエピソードに10分も割かないんだろうな。でも、このサイズの話をじっくりやるSF映画がなんかいいなと思った。SFだからって、いつも星1コ丸ごとの運命とか懸かってなくていい。
3部作だそうで、私は次のも観たいけど、日本での興収や評判があまり芳しくないのでちょっと心配してる。
三部作の一部目と聞いて納得
ノイズの設定が秀逸。
多少冗長にかんじる部分もあったけれど、全体を通してほどよい緊張感で進んだ。
三部作の一部目を映画化と聞いていなかったら
あれ?あいつら出てこんの?意味不明な伏線やん
となるかもしれない。
次回作に期待。
意外に面白かったのだけれども…
ネタが多くいろいろ楽しめたのだけれども消化不良な展開が多く残念。根本ベースのノイズがなぜその状況になったか一切説明なし。村長と息子の関係も表現不足、スパークスの描き方ももう少し深追いして良かったのではないか。などなど広く浅い展開でちょっともやもや。爽やか青春SFとしては楽しめたけど…。
SFという設定よりも面白いもの
出演陣や映像と音の質をみても、もの凄く気合いが入った超大作だと思います。内容も面白かったです。それはSFだったからということではなく、感情ダダ漏れという設定からで、意外と笑えました。恐らく多くの観賞者は、あの二人ということで壮大なSFというものを期待したのでしょうけど、淡い期待を裏切るくらいにこじんまりとしたサイファイだったなぁという印象で、個人的にはそれも含め笑えたのですけど─。根本が難しいわけだから色々と疑問やろなぞが盛りだくさんですけど、笑えるSFと思って観賞すれば意外といけるかも─。
楽しかったです
他の方々のレビュー見て低評価にびっくりしました。
私的にはとても面白く鑑賞できました。
結局、戦争起こしたりいさかいを起こしたり、暴力的に陥りやすいのはやっぱり男ですな。
女性が首長の世界の方がみんな幸せそうだった。
世の中の指導者は全員女性にした方が良いのでは。
字幕表示なし
終わりくらいにトイレ行くとき、定員に言ったら、シアターのミスでしたとのこと。
お金返金され、無料チケットももらったのでよかったです。
なんとなくストーリーはわかったのでよかったです。
貴重な体験でした。少し英語の勉強しました。
A STAR WARS STORY
デイジー・リドリーが出てるってことでどうしてもSWとの関連性を探してしまいます。マッツ・ミケルセンもローグワンでSW組ですし。そしたらあるわあるわ。
EP7でスターデストロイヤーの残骸をあさるレイとそっくりな場面がありましたね。
トム・ホランドを守るおじさん(父親?)の名前がベン!これはルークを守るベンでは?
マッツのセリフ「我は円環なり。円環は我なり」って、EP4でダースベイダーとオビワンが対決する時に言うセリフに似てますよね。さらにはマッツの出てたローグワンでのチアルート・イムウェのセリフ「我はフォースなり。フォースは我とともにあり」ともよく似てる。
圧巻はEP8でのルークの大技、フォース分身の術まで披露!
で、映画としてはだいぶショボかったけど楽しめました。
難しい素材
女性に対するものだったり、地域や人種に対するものだったり、あらゆる分断や差別のメタファーとして作られたと思われる『新世界』の設定だが、発想としては面白いが、例えば漏れてくる言葉やタイミングが演出上恣意的に選ばれているようで、今ひとつノリ切れない。
終始そんな感じだったな。実際には難しい素材だったんだと思う…
観たければ、観れば~
地球外の惑星の話なのに、何故か地球とそっくり。しかも西暦2250年の設定で西部開拓時代のような人たち。
これって、少し手抜きだろう。
なんか、どこでもあるような筋書きで、めでたしメデタシ。
ノイズは勘弁 アホなのがバレてしまうじゃないの
魅力的なキャスト。アクションシーンや先住エイリアンのVFXもワクワク。設定もちょっと凝っていて、テンポが良くて、爽快でした。
ノイズという珍現象の設定が変わっています。だけども、ウザい。解説ではノイズのせいで女性がいなくなった世界とあるので、男たちの妄想、邪念、痴情、劣情に耐えられなくなって自殺する女性が連鎖的に増えて、いなくなってしまったのだろうと、安っぽいアダルトビデオ並みの貧しい想像をしてしまいました。セクハラ、パワハラがいちいち聴こえたら、そりゃ辛いだろうと。「女性ってそんなに弱い?」ってちょっと考えればあり得ないと気が付くんですけどね。
ノイズは立ち上る紫色の煙(Purple Haze)として視覚的にもわかるので、隠れていても見つかってしまうので、始末が悪い。最も始末が悪いのは、男同士。嫉妬深い男同士が一番厄介。収まりがつきませんから、血を見ることになり、むしろ男の方が減るわけです。若い男はノイズをコントロールできない。恥ずかしくて、顔から火が出て死にたくなるよ。かたや、女にはノイズは起こらない。女性が男性に本音を言うことはほとんどないので、ハードルの高さはそんなに変わらない気がしましたが。
また、男しかいない所に若い女性が不時着するのだから、ひとりの女性を巡って殺し合いが起きるんだと、戦争中の無人島の映画(アナタハン島事件)を想起してしまいました。そうです。邪念の塊が日比谷のTOHOシネマズのスクリーンへと導いたのですが、実に面白い映画に遭遇しました。
西暦2257年の新世界は地球ではなかった。緑豊かな大地に馬と共に開墾による地味な暮らしを送っている。まるでプランテーションとか西部劇。馬は冬眠させて、母船に積み込んだらしい。
マッツ・ミケルセンのプレンティス首長は渋くて、カッコいい。唯一自分のノイズを制御できる。残忍で恐怖で男たちを支配する。牧師のアーロンも相当狂ってる。この二人、犬猿の仲のようでいて、不思議と仲違いにはならない。
ファーブランチの女首長はハリエットの主役で、アカデミー主演女優賞のシンシア・エリヴォ。正義の人。こんな未来の宇宙の話なのにアメリカ開拓史や南北戦争とおんなじようないさかい
をする人たち。アメリカ映画だなぁ。
トム・ホランドは26歳と初々しいし、童貞君のトッドを好演。プレンティスにノイズがあれば文字は要らないと文盲のまま支配されて、亡き母の日記が読めない。ヴァイオラが代わりに日記を読んでくれて、隠された秘密がわかる。この人類の遠い未来でも公用語はやっぱ英語なんですか、なんて思ってしまいました。
ヴァイオラのディジー・リドリーは30歳なのにすごく若く見える。金髪のショートボブが眩しいスレンダーガール。右頬の3本の傷がよく似合うワイルドな横顔。かなり絞ったみたい。カモシカのように走る。オレンジ色の革製のタイトな軍用パンツもステキ。バイクのシーンもカッコいい。憧れのスレンダー・ガールがまた増えてしまいました🤩 困ったなぁ。
トム・ホランドの童貞演技がいい
原作は未読。
自分の考えていることが相手に伝わってしまうって、「サトラレ」を思い出してしまう。しかもこの「ノイズ」って能力(現象?)は男特有のもの。なんて恐ろしい世界!
初めて見る女性・ヴァイオラに出会ったトッドの驚きや喜びはそりゃすごいだろう。それでも妄想してしまう行為がかわいいレベルですんだのはトッドの童貞感がなせるもの(自分の思考を隠す能力も身につけられるみたいだけど)。
でも、大人の男性たちもあまり男の欲望丸出しの思考が漏れている感じはなかったことは不思議。トッドの育ての親といい、同性愛に進んでいく社会ということだったのか?
B級SF映画の感覚で鑑賞したのだが、宇宙船や武器やバイクといった出てくるマシンが意外とちゃんとしていて楽しくなってしまった。でも、中途半端な終わり方だなと思ったのもたしか。原住民(異星人)や他のコミュニティとの関係、地球の現状、ニューワールドの今後の方向性といった諸々の事柄がちゃんと片付いていない。いや、そもそもヴァイオラとトッドの関係だってちゃんと片付いていないじゃないか!
こんな話なのか?と原作のことが気になったのでネットで少し調べると、原作は三部作なのか!あれ、そしたら続編ある?いや、難しいか。でも、できるなら観てしまうんだろうな。
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