劇場公開日 2021年11月12日

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「サトラレって昔あったよね?」カオス・ウォーキング ハルクマールさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5サトラレって昔あったよね?

2024年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

と、ふと思い出してしまった。
またもや人類が新しい住環境を求めて他の惑星に入植するお話。最近3本に1本はこのテーマな気がしてきたな。いよいよ地球アカンのかな!

本作の特色は、そこに冒頭言ったサトラレ属性が加わり、考えてることがみんな筒抜けになる。これをノイズと呼んでいるらしい。
どうも、この惑星に来るとその属性が加わる、しかも男性のみに。

主人公のトッドくんは生粋のこの新しい入植地となった星、通称ニューワールドの生まれ。大人達はどうやら地球からきているらしい。
そしてここには女性が一人もいない。この惑星の先住生命体に女性だけ虐殺された、とトッドは聞かされる。

そんなニューワールドに、一機の宇宙船が不時着する。それは、ニューワールドの様子を偵察に来た第二次ん宇宙船の偵察隊が乗る小型宇宙船だった。そこから唯一生き残った女性乗組員のヴァイオラをトッドは見つける。

出尽くし感のある他の惑星入植ネタにもうひと設定追加しての勝負は、中盤まではなかなか悪くない。プレンティスタウンしか知らないトッドがこの星の様々な秘密に触れて次第に過去何が起こったのかを理解していくと、今までとは全く違った世界が見えてくる。この明らかになるまでのパートまではまずます面白かった。

それだけに終盤が少しダレてしまったかな。途中までの壮大なスケール感が途中でグッとスケールダウンしちゃった感じ。ニューワールドのビジュアルもまあまあ悪くないし、ノイズの使われ方も効果的。女子相手にいろいろ筒抜けになるトッドくんの焦りっぷりよ。自分やったらもう…女性にこの変態!ってドン引きされておしまいやな。

そんなトッドくんを演じるのが、キングオブチェリー俳優のトム・ホランド。こういうチェリー臭漂う役柄では、彼に勝てるハリウッド俳優さんはいないね。お相手のヴァイオラにはレンちゃんことデイジー・リドリー。道理で歩くのも走るのも速いわけよね、フォースの使い手だったとは。勝気な感じだけど心優しい役柄はこちらもピッタリ。
あとはマッツ兄貴だけど、序盤からちっともいい人に見えんのよ…。

設定的には僕は面白いと思った。それだけに、あとはどうクライマックスに向けて盛り上げていくのかだけど、ちょっと最後の戦闘が小ぢんまりしすぎちゃったかな。なんでノイズが発生するの?なんで男性だけなの?とか色々謎はありますが、そこはホラ、大きな心で”そうなんやぁ”と思って観ましょう。

でも、暇つぶしに観るにはなかなか面白いなーって思える映画だと思いますよ。時間返せーとはならないかと。

ハルクマール