劇場公開日 2020年7月31日

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「バカヤロ様の娘とは露知らず」いけいけ!バカオンナ 我が道を行け 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5バカヤロ様の娘とは露知らず

2021年6月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

原作未読
バカオンナというタイトルに対し香ばしい女性団体から熱い抗議がありそうだが心配御無用
原作者も脚本家も監督も全て女性
原作者が『白鳥麗子でございます』の人のためかわりと面白いのも当然

石田ニコルとか真魚は知ってるけど主演の文音って何者?知らん
天海祐希に似ている
元宝塚男役スターかなと予想したが不正解
だいたいにして声が汚い
調べたら長渕剛志穂美悦子夫妻の娘だった
怖い怖い
趣里と石橋静河に続く驚きの血筋
二世俳優なんて珍しくないからね
親の七光りだと食ってかかる連中とは全く共感できないし

女の友情を扱ったコメディー
男の理想は高いがなんやかんやで結局は職場のダサくてしょぼい同僚と付き合うことに
一方で親友セツコは舞台女優を辞めてバツイチ子持ちのしょぼいおじさんと結婚するという
大反対のユウコは結婚披露宴出席ボイコットを宣言
それでもなんやかんやでハッピーエンド
文音の両親に忖度するわけじゃないけど思ったよりも面白かった

処女崇拝は気持ち悪いけど「処女は重い」って簡単に捨てちゃう男って酷い
長渕剛のブタの歌が脳内に流れた

いい意味で文音って面白い顔になる
釣り堀のシーンが特に好き

野川新栄