ようこそ、革命シネマへ

劇場公開日:

ようこそ、革命シネマへ

解説

映画が失われた軍事独裁政権下のスーダンを舞台に、一夜限りの映画館復活を目指す古老の映画人たちを追ったドキュメンタリー。1956年のスーダン独立後に海外で映画を学び、スーダンで映画を製作してきたイブラヒム、スレイマン、エルタイブ、マナル。1989年には、スーダンに映画文化を根付かせるため「スーダン・フィルム・グループ」を設立するが、同年に誕生した軍事独裁政権によって言論の自由が奪われ、映画は発禁処分、彼ら自身も国外への亡命を余儀なくされた。それから20年以上の時を経て、映画産業が崩壊した母国スーダンで再会した4人は、「映画を再びスーダンの人々のもとに取り戻したい」というスローガンのもと、一夜限りで映画館を復活させるため行動を開始する。第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門でドキュメンタリー賞と観客賞を受賞。

2019年製作/97分/G/フランス・スーダン・ドイツ・チャド・カタール合作
原題:Talking About Trees
配給:アニモプロデュース
劇場公開日:2020年4月4日

スタッフ・キャスト

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(C)AGAT Films & Cie – Sudanese Film Group - MADE IN GERMANY Filmproduktion - GOI-GOI Productions - Video de Poche – Doha Film Institute - 2019

映画レビュー

3.5映画館には天井がないのに夜は闇が深い

2021年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画上映の禁止されてしまったスーダンで、国際的にも認められた監督たちが再度映画館で映画を上映しようと奔走する様子を収めたドキュメンタリー。

自分が映画館でこの映画を見れていることを心から感謝。

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mikyo

4.5意外と🌋

2021年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

ほぼ全編スーダン時間か のんびり呑気に進んでいく 町の幼なじみとずっと映画の夢語り合ったままオヤジになっても 夢の話しをしてるような どの町にも いるような‥‥その感じがとてもノスタルジア 懐かしい感じがあるのだ リアル"オールウ               ェイズ"なのだ だが 時の政府 不正選挙で綺麗事の民主主義を語りのを見るとこれは2020年スーダンでも日本と似た状況とノスタルジアの幸せには浸れない さらに
ちょこちょこ入るオヤジたちの語る過去は
壮絶なもの
とても スーダンの空気が伝わってくる
そして、最後 探していた自分の処女作「太鼓と革命」だったか?の冒頭が流れ
それが白黒の古い映画だが 子供?ナレーションにアフリカの太鼓が流れる もうhip-hop!で😲😍 思わず背筋が伸びた
そして、そして 最後のシーン
あの大人しいおっちゃんが‥‥!!!
最後🌋どかーんと来て その後のエンドロールもアンビエントぽく スーダンの音楽が流れ 他の観客も最後まで立つ人はいなかった

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U-TA

3.0映画を自由に観れない国

2020年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

軍事政権下で表現の自由もなく、愛する映画を上映する事の出来ないアフリカのスーダンで、昔映画を作ってた仲間が集まり映画をみんなに観てもらおうとする話。
軍事政権で選挙結果がテレビで流れるシーンがあり、94%超えの支持率とか弾圧が凄いんだろうな、って感じた。
世界にはいろんな国があり、自由に生きていけない所も多い。
そんな事を改めて感じることになった作品だった。

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りあの

4.0ドキュメントの良さを感じた

2020年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

失われた映画制作、デジャヴなのはカンボジアでも失われた映画制作を描いた映画を見たせいだ。現在進行形の体制を描くため、体制の顔が直接見えない手法にした違いはあるが、その分不自由な社会なその中で最大限の活動を厭わない老映画人のエネルギーが感じられた。

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土偶

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