劇場公開日 2020年7月10日

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「キャストファンにはたまらない作品です!」私がモテてどうすんだ のののさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0キャストファンにはたまらない作品です!

2020年7月13日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

本作はキャストファンと原作ファンで意見がはっきり別れると思う。
自分はキャストファンなので映画公開発表されてから原作を予習し見に行きました。
作り手の言っている見るとキュンとなれる、ハッピーな気持ちになってもらいたいという思いが伝わってきます。なのでこの映画は何も考えずに元気を貰いに行くような感覚で見に行くのが丁度良いのではないでしょうか。
原作ファンからすれば不満が残るかと思いますが今作のメインターゲット層は若者の女性中心で監督、主演、ヒロイン、主題歌からLDHファンを特に狙いを絞った作品なので原作ファンの辛辣な低評価は気にする必要ありません。
ヒロインの扱い方も高い演技力が求められるところは富田望生さん、とにかく可愛いを全面押し出すところは山口乃々華さんと上手く使い分けてます。
自称映画評論家の方々からすればヒロイン役の2人を比べたくなりますが山口乃々華さんの本業はダンサーでありE-girls解散後に女優として本格的に始動していくのでまだまだこれからの女優さんです。
山口乃々華さんの起用理由としては吉野北人さんとの絡みが許されるとすれば同じ事務所内しかなく抜群のルックスを誇る山口乃々華さんなら吉野北人さんファンも許してくれるだろうというところです。さらにダンスシーンがあるというのも1つの理由だと思われます。
とにかく今作は原作ファンや映画マニアがターゲットではなく若者の女性、LDHファン、キャストファンがターゲットでありそこに笑顔を与える作品なので原作ファンや映画マニアが求めるストーリー性や完成度の高さは最初から求められていません。
とにかくキャストファンの方は推しのキャストを拝みに行くといいでしょう。
また所々で平沼監督の遊び心があり楽しかったです。
そして主題歌がとても耳に残りくちずさみたくなります
六見先輩のセリフで日本史(戦国時代)の知識が相当ないと置いてかれる箇所があるので注意してください。
劇場限定で本編の後におまけシーンがついていますがそちらもキャストファンにとってはたまらないものとなっています。
キャストファンにとっては素晴らしい作品となっていますので是非ご覧になってください!

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