「評価「0」酷評に値する、観るととても損した気持ちになる映画」デイ・アフター・トゥモロー2020 wing1etさんの映画レビュー(感想・評価)

評価「0」酷評に値する、観るととても損した気持ちになる映画

2020年5月4日
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何よりもまず、「デイ・アフター・トゥモロー」とは全く非なるものであり、期待を完全に裏切られた駄作である。
今まで映画について評価することなんて一度も無かったが、この映画に関してはわざわざ会員登録をする手間をかけてでもコメントせざるを得なかった。そのぐらい酷い内容。
まず、そもそも何の危機が迫っているのか分からない。氷河期?巨大嵐?氷河期だとしたら車は普通に走る、人が吐く息は白くない等々、一方、嵐だとしても、その嵐に関する描写がほとんどない、風も強くない。とにかく整合性が無い。
そしてその整合性の無さがもたらす圧倒的リアリティーの無さ。何故吹雪いているのに道路上には除雪された後のように綺麗に雪が積もってないのか、凍結していないのか。何故追いかけ回す狼が突如忽然と消えるのか。何故ガスボンベを爆発させたのに校舎には全く損傷が無く綺麗に外の雪だけ無くなっているのか。何故不良の一味が落雷を受けた後、ヒーロー物の怪物のごとく木っ端微塵に吹き飛ぶのか。何故空軍基地の滑走路から旅客機が離陸しようとしているのか、そもそもこんな異常気象の中、旅客機が運航している訳がない。
このB級の中のB級作品に「デイ・アフター・トゥモロー」という名前が付いているのか、疑問でしかなく、とても不愉快極まりない。
時間とお金を返して欲しい。

wing1et