劇場公開日 2021年1月8日

  • 予告編を見る

「最高に楽しめる映画。」ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 鈴木良治さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最高に楽しめる映画。

2021年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

打ち上げシーンのド迫力。
家族やチームメンバーとのハートフルなストーリーと、困難なミッションを痛快なアイデアで次々とクリアしていく個性的なメンバーたち。魅力あふれる有能な女性たち。
インド映画お約束のダンスも楽しい。
アップテンポでドラムの効いた音楽も映像にマッチしていてよかった。
最高のエンタメ映画です。

科学的な考証だとか、そーゆー事はこの際目をつぶりましょう。
宇宙好きだけど、実際のミッションは見たこと無いって人が監督するとこんな作品になるのかもしれません。実際の宇宙ミッションの成功は「ディスプレイの数値のココが0から1になったら成功」とかとても地味。でもこれはエンタメ映画なのです。

実際には見れない地球スイングバイや、火星での逆噴射の様子が見れちゃう。
CGカッコいいです。キリモミ飛行でリカバリーする様子も凄い(ありえんけど。)
でも、さすがに再起動のシーンは吹き出しそうになりました。(本編見てね)
宇宙に興味が無い人も、最初から最後までワクワクドキドキして楽しめる映画です。

他の方も書いてますが、インドの文化や社会問題なんかも知る事ができちゃいます。
もっと沢山の人に知ってもらいたい映画です。

鈴木良治