劇場公開日 2020年10月9日

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星の子のレビュー・感想・評価

全257件中、41~60件目を表示

4.0悲しくて不安で寂しい

2022年6月19日
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鑑賞方法:VOD

親ガチャ
根本に愛情があるが、それが間違った方向に向かっていて尚更悲しい。
娘にまともな食事も与えられない程お金がないのに、宗教にはお金をかける。
お姉ちゃんに子供が産まれたと聞きも、何も分からないのに「よかったね」って言えちゃう。
やはり狂ってる。

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名建築散歩

3.5普通にコワってなった

2022年6月19日
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まっさん

3.5純粋な目

2022年6月14日
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こんな繊細な世界を扱っていいのかと心配になったが、興味を持った。どこまでがリアルなのか分からないが、第三者から見れば偏見を持ってしまうことも当事者から見れば真実で正しい。

周りからの反応を見て、不安を抱きながらも絶対的な存在である家族を通すことでその見方は変わる。

お互いに想いあってるけどその表現の仕方は違う。

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あぽ(apo)

2.0思春期女子の葛藤と偏見と自立の物語。

2022年6月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

寝られる

萌える

内容は、未熟児で生まれ体質改善に不思議な水が効くとの事が発端で、新興宗教に入信した家族を取り巻く思春期の少女と周囲の人の物語。好きな言葉は『あれ?!河童かと思った!?』で世間の偏見と差別意識の違いを見せられた感じがしました。悪気が無い所に潜む悪意に満ちた笑いが響きました。好きなシーンは、キッチンに隠れて信仰上禁止されているコーヒーを☕️姉妹二人で話しながら飲むシーンが自立と懐疑心と決心の様で上手い演技だなあと感じました。最後の会いたい時には会えず、探してる時には見つからず、流れ星☄️も家族3人共見たい時には発見出来ず両親には見え、芦田愛菜1人の時には違う星が⭐️見え、別々の生き方になるが、それでも家族を大切にする思いは皆同じなのだと思わせる所が、何処か物憂げで芸術的でもあり商業的でないところが強気な作品だなぁと感じました。そういう星の元で生まれた物語のエンディングは、視聴者に考えを預け其々の答えを出して欲しいとの作者の願いが叶いますよう祈っております。🌠

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コバヤシマル

3.5芦田愛菜はやっぱり偉大だった

2022年6月10日
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芦田さんの役柄は、迷いと強い信念の混在する難しい役であるように感じられましたが、さすがと言いたくなるほどしっかり演じきっているように感じられた。目立つような設定のない素朴な役柄なのに、抜群の存在感で映像の中に佇んでいる姿に、改めて偉大さを感じた。

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take

1.0親は全て正しいもの?

2022年6月9日
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私はある新興宗教を両親が信仰する家庭に生まれ、
その宗教の3世として育ちました。

生まれたその日に親により入信届けが出され、
私の名前はその宗教の教祖により名付けられたという名前です。できれば改名したいと思うほどに嫌いな名前です。

心の中ではずっとその宗教をおかしい、気持ち悪い、と思いながら生きてきましたが、決して表に出すことはなく、親に言われるがまま毎週行われる集会に参加し、最後にはその宗教の大学を卒業しました。(両親にはその大学にしか行かせないと言われづつけていたためです。)
私は自分の力で考えない人間に育ってしまいました。

現在は実家を離れ1人で暮らしているためその宗教とは距離を置いて生活をしています。それでも両親が私の住む地域の同宗教活動者に私の住所を勝手に教えており、たまに訪問してきますが現在は完全に接触を絶っています。

親は未だに私がいつかこの宗教を信じ、
信仰することを信じています。

私はこの宗教はおかしいと思う気持ちとここまで大切に育ててくれた親を否定したくないという気持ちで今でも揺れています。

宗教の家庭に育つ事で今まで本当にたくさん傷ついてきました。今回映画を観て、主人公のちひろの姿が重なってとても辛かったです。他人の前で身内の宗教について語られた時の急に胸がドキッとして息ができなくなる感覚はずっと忘れられないと思います。

ちひろと似た家庭に育った私としては子供の苦しみをもっと表現してほしかったな、、、と

自分の親が信じているものを親と同じように信じられない気持ちほど辛いものは無いです。

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mtkhys

4.0別れの前の静かな時間

2022年6月7日
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今作では「自分の病気のせいで新興宗教を盲信する両親」に対する呵責が描かれるが、自分の親の全てを受け入れたい、しかし、それは叶わないと言う大人になる為の階段として経る普遍的なものを描くことに成功した作品のように思う。

キャストが素晴らしく、イケメン教師に岡田将生を持ってきたことで、ただの「偏見」と言う代名詞になってしまわず、宗教への批判が人間味を帯び、主人公が感じる辛さがよりリアルになるようだった。
素直でありながらどこか何かを悟ったような芦田愛菜の演技は言わずもがな、その他キャスト全員素晴らしかった。

最後に親子3人で流れ星に目を凝らすシーンには込み上げるものがあった。
どのような両親であれ、そしてその間にどういう関係を築いていたとしても子供と親との別れは必然のものである。
その別れを切なく匂わせながら、しかし3人で寄り添う時間は永遠のものであることを思わせるような余白が原作にも通じるものなのか是非読んでみたいとも思った。

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桜場七生

1.0俳優さんたちは頑張ってたと思う

2022年6月6日
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波

3.0新興宗教と世間

2022年6月5日
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いわゆる新興宗教と世間の温度感がよくわかりました。家族の次に親しい間柄の人が親族でなく、同じ宗教で集められている子どもたち。また、その距離感も感じたことがなくてもそれっぽさを感じます。最後にオチがなく見ている人に想像させる終わりになるので、あれとなってしまいました。

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ねりうめ

3.5何を信じるか

2022年3月14日
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C

3.0最後のシーン、真上を見上げる芦田愛菜さんと原田知世さん&永瀬正敏さ...

2022年2月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

最後のシーン、真上を見上げる芦田愛菜さんと原田知世さん&永瀬正敏さん夫婦は目線の方向が違って…
三人一緒に流れ星は見れないのでは?と思った。

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kaji

3.5信じている人を疑い出す残酷さ…

2022年1月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

3.5選択

2021年12月19日
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ごくありふれた温かい家庭。優しい両親のもと、真っ直ぐとのびのび育ったちひろ。でも、大好きな両親は怪しげな宗教に身を捧げている。成長し、自分の世界が広がっていくにつれ両親の異様さがちひろの心に不安を広げていく。

病弱な娘を救ってくれた金星の水。その水の源泉に財産を注ぎ込んでいく両親。信じる者は救われるのだろうか。

生まれた時から、その水のある暮らしが当たり前だったちひろの心も徐々に傾き始める。
一目惚れした先生に両親を見られた時の気持ち。
家出した姉のまーちゃんへの想い。
学校の友達。集会で会う友達。自分を気にかけてくれる伯父。
自分が居たい場所はどこなのだろうか。進みたい道はどれなのだろうか。
家を出る事も出来るのに、自分は出られないのだろうか。それとも出たくないのだろうか。
15歳の子供が親と一緒にいたいと思う事は当たり前の事なのかもしれません。でも自分は自由に選択できるのだという事にいつか気付いてほしい。

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セロファン

3.5さすが愛菜ちゃん

2021年12月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

宗教問題は難しくましてやまだ未成年のトップ女優が演じるには大変だったろうと想像するに事欠かないが、愛菜ちゃんの演技がすばらしかった。。
未熟児で生まれ病気だったのが勧められた水のおかげで直った。
藁をもつかむ思いだった両親には奇跡であり、それが宗教への入り口だった。幸か不幸か子供まで巻き込んだ宗教活動。
親戚のおじさんの心配をよそにのめり込んでいったが子供は親を信じていたけれど宗教は信じていたのだろうか?
ただでさえ多感な年の女の子が学生生活と新興宗教と向き合うしんどさが良く伝わってきた。
終わり方には疑問が残ったが、これからの幸せを願いたくなるようなシーンで良かった。
それにしても愛菜ちゃんは脚が速いなあ、勉強はできると聞いていたけれど脚まで速いとは驚いた。

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Elton Shin

3.0オチが無い

2021年11月17日
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鑑賞方法:VOD

キャストがしっかりしているし、最後まで『この先どうなるんだろ』と先が気になって最後まで飽きずに見ることが出来ましたが…

エンドロールが流れた瞬間

『え?終わり?』

と言ってしまいました。

他の方も言っていますが起承転結ではなくて、起承承承で終わりました。

とても難しい題材を扱っていますね。

新興宗教にありがちな
『信者が監禁されるという噂』
『これは良いものだと、高値で物を買う』
『親が信者。では子供はどうするか?』

などの問題がしっかり盛り込まれているのですが、なんせ内容が『起承承承』なので、様々な問題が回収されぬまま。

『あなたならどうしますか?』という問題提起をするのが狙いのような印象は受けましたが、んー…映画としてオチが無さすぎました。

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柴犬

5.0中学三年生

2021年9月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

いやあ、これは難しいテーマを扱ってます。
よくこの原作を映画にしてみようと、決心したものだ。

映画会社も、この企画にお金を出したのは冒険だったはず。

でも僕は観終わって思うのは
《 誰にだってあった中学三年生の頃 》がこの映画の《主題》だったのだなあということ。

子供から大人になってゆく不安定な時期の、あの言いようのない心細さや迷いが言葉にならずに自分を満たしている
・・その心象がこの映画のすべてでした。

・聞かされて育った自分の生まれた時のこと、病気の話
・両親の精一杯の愛情
・いつまでも一緒だと思っていたお姉ちゃんの旅立ち
・男の人に惹かれるようになっていた自分への戸惑い
・両親への絶対的信頼から懐疑に揺れて気づく赤ちゃん時代からの脱皮
・初めて自宅を出て叔父宅に下宿することなどを想像してみる年齢になった

まさに「中学三年生」って、僕らもこれだったじゃないですか。
心も体も混乱の渦でしたよ。

芦田愛菜という、いまこの時、この脚本にぴったりの、旬の俳優あってこその映画であったと思います。

非常に難しい脚本に、映画会社が許可を出し、スポンサーが付いたのも、大人たちの心の中に「中三」のあの頃の自分をこの名子役がどう演じてくれるか、
そこに一縷、賭けたんだろうと思いますね。

(「宗教」は、劇中かなりのボリュームを占めてはいるけれど、親の愛と、親元からの出立を際立たせるためのひとつの背景・エピソード程度なのではないかな、別に自営業の食堂や青果店でも可)。

いや、それは違うか。
霊水「金星の雫」に、藁をもすがる思いで娘を育てた親の真実。そしてその親に育てられた子、という切ない物語。
依心の心は本物ですね。「星の子」という作品名のためにも、信仰はストーリーの基盤として動かせないかも。

感想のレビューを書くのは、これまた難しいけれど、
愛菜ちゃんが自分の10年連記の育児ノートに、途切れ途切れに、母の筆跡の下に今度は自分の字で鉛筆で書いていった新しい文字と思いのごとく、

他のレビューアーの皆さんも心遠く、訥々(とつとつ)と遠い目であの日の秘密の日記帳を開いておられるようで、

僕はそこにも感動しました。

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きりん

2.5親からの自立

2021年9月11日
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親の愛を受け止めながら、自分自身の考えや価値観を持っていく過程を、描写したストーリー。

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ざおとん

3.5宗教差別という考え方

2021年8月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

宗教って親の影響が大いにあると思う。合宿に連れられた子供たちがいい例で、親に連れられて、大人になり、当たり前のように信仰している。物心ついた時から親が進行していると、それが当たり前になるのも仕方がない。与えられるがまま学校にも水を持っていき、なんの疑問もなくそれを机に置いたり。それでも儀式には疑問を感じている。彼女が強いのは、親族、学校、友達に隠さないでいること。信仰自体からは一歩離れたところで、冷静に両親を見ている。長女を失い、次女も‥となれば、両親はどうなるのだろう。どこか遠くへ行ってしまうのではないか。信仰にのめり込み、危ないところへ行ってしまうのではないか。信仰が怪しくても、親は親。側にいたい気持ちはわかる。将来、彼女がどっちへ転ぶのか。

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いつこ

3.5芦田愛菜という女優

2021年8月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送で観賞

最近はテレビCMとバラエティ番組で見かけるほかは、声優活動の方が目立っていた芦田愛菜の久しぶりの本格的な芝居の披露である。
撮影時の実年齢は役と同じ、だったらしい。
彼女ありきの企画という訳ではなかったようだが、彼女以外にこの役を演じられる役者はいないのではないかと思えるような、演者と役の一体感を感じた。
我々は芦田愛菜を幼い頃から見ているので、彼女の生い立ちを知っているような錯覚に陥り、それを役と重ねてしまっているのかもしれない。
幼少期を演じた粟野咲莉が、芦田愛菜と違和感なくつながることが更にそれを後押ししている。朝ドラで広瀬すずの幼いころを演じた、あの子役だ。
主人公の姉を演じた蒔田彩珠の繊細さがまた良い。時間軸が異なるので芦田愛菜との絡みはないが、蒔田彩珠と粟野咲莉の二人のシーンが姉妹に愛情の絆がありながらも危うさと切なさを感じさせ、印象に残る。

特殊な宗教を信仰する両親。その信仰のきっかけが自分の病だったことを知っている主人公。
物心ついた時にはすでに両親はその宗教に心酔していたのだから、主人公にとってはそれが「普通」のはずである。しかし、7〜8歳は年が離れていると思われる姉にとっては、赤ん坊であった妹がそれによって回復する姿を目の当たりにしつつも、両親の行動が世間と違うことを知っていて、一定の距離を置いている。妹に対して「あんたの所為よ」とはっきり言ったりするから、主人公も「普通」ではないことを知らされたようだ。

信じるとはどういうことか…がテーマのようでいて、この映画はそのこと自体にメスを入れていない。
ましてや、信仰の是非など問うてはいない。
特殊な家庭環境に育った主人公の少女が、多感な15歳となり、男性教諭に恋心を抱き、ませた幼馴染とそのボーイフレンドとの友情に触れ、世間が自分を自分たちをどう見ているのかに向き合うことで自我を確立しようとする姿を描いている。

映画のクライマックスは、宗教施設での泊りがけの会合で、行きのバスも宿泊の部屋も両親と別れた主人公がなかなか母親に会えず戸惑う場面から、やっと会えた両親が「星を見に行こう」と外に連れて行く場面までの、ジワジワと不安を駆り立てるサスペンスだ。
黒木華の意味深な表情と語り口調、人気が引いた施設の不気味さが、主人公と我々を不安にさせたうえで両親の行動に不信感を抱かせるのだ。
そして、三人肩を寄せ合って星を眺めるラストシーンへと進む。
「流れ星は三人一緒に見つけないと」と父親が言う。カメラはこの三人を正面から捉える。父親永瀬正敏と母親原田知世の視線はそれぞれ一定方向を見つめて動かない。二人に挟まれた芦田愛菜の視線は、流れ星を見つけようと右に左に動いている。既に信じるものを一つに決めて揺るがない両親と、自分の道を模索しようとしている娘の心境を象徴した丁寧な演出。

多くの人は新興宗教を嫌う。そこに「洗脳」や「貢ぎ」の臭いを感じてしまうからだ。
大友康平演じる主人公の叔父や、とうとう本音をぶちまけてしまった二枚目教師の岡田将生の考えの方が理解しやすい。しかし、この映画では主人公の周囲に理解者(というか、主人公を尊重してくれる人)の存在がある。幼馴染をはじめとする同級生たちや養護教諭は、主人公の信仰を否定も肯定もしない。映画を観ている私たちは、同じ状況で後者のようになれるだろうか。
主人公と姉にはこの周囲の環境の違いがあったのかもしれない。恐らくだが、両親の信仰を隠すべきものと捉えた姉と、普通ではないかもしれないが実態として屈託なく捉えた主人公との違いが、身近な友人たちの接し方を左右したのだろうと想像する。
この周囲の人たちに支えられて、主人公は自分と信仰とを冷静に見つめることができた。
叔父夫婦が両親から距離を置くことを真剣に勧める。それを拒否する主人公に「解っていない」と叔父は言うが、この少女は解りかけているし、本人が言うように大丈夫なのだと思う。
そう思わせるのは、我々の芦田愛菜に対する信頼感かもしれない。

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kazz

3.0芦田愛菜の演技は素晴らしい

2021年8月22日
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鑑賞方法:VOD

自分の病気きっかけで崩れていく家庭の中で、揺れ動く中学生の心理を芦田愛菜が凄い演技力で表現出来ていると思ったが、新興宗教の怖さをもっと知らしめる作品を期待しただけに、尻切れトンボな気がした。

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リキテン