劇場公開日 2019年12月6日

  • 予告編を見る

「【現代社会に蔓延する不寛容な思想を吹き飛ばす、一人一人の心の繋がりの大切さをジョージ・マイケルの数々のヒット曲に乗せて描き出した素晴らしきラブファンタジー作品】」ラスト・クリスマス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【現代社会に蔓延する不寛容な思想を吹き飛ばす、一人一人の心の繋がりの大切さをジョージ・マイケルの数々のヒット曲に乗せて描き出した素晴らしきラブファンタジー作品】

2019年12月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 前半はワムの歌を効果的に使った軽めのラブストーリーかな、と思いながら観賞。

 不寛容な思想を具現化した場面が時折、劇中に織り交ぜられて、物語は進む。

 が、後半ある悲しい事実が示されてからは涙を堪えるのが、難しい。

 不思議な魅力を湛えたトム(ヘンリー・ゴドウィック)と出会ったケイト(エミリア・クラーク)の心が徐々に豊かになっていく姿や、命ある事の素晴らしさ、一人一人の心の繋がりの大切さを知り”上を向いて”成長して行く姿も良い。

 ヘンリー・ゴドウィックとケイトの雇い主サンタ(時折ミソにもなるらしい・・)を演じたミシェル・ヨーの”クレイジー・リッチコンビ”も宜しいし、

 エマ・トンプソン演じるケイトの母親アデリアが随所で笑わせてくれるのもアクセントがあって良い。

<不寛容な思想が広まる現在、人の心の繋がりの大切さを描いた素晴らしい作品。エミリア・クラークの魅力全開作でもある。>

NOBU
marimariパパさんのコメント
2021年1月19日

NOBUさん
エミリア・クラーク最初はとんでもないヤツでしたが最後は可愛くて仕方なかったです。
一年以上ため込んで観た甲斐がありましたが、早く観れなかったこと残念にも思います。いやあ、いい映画です。
この前いただいたリクエスト、マイナーであまり売れなかったけど私の好きな邦画『星に願いを。』(2003年 吉沢悠悠・竹内結子)を紹介します。ご存知かもしれませんが。

marimariパパ
2020年4月29日

いやはや店のオーナーが怪しい中国人ミシェル・ヨーなのでクリスマス以外の陳列物も気になる気になるw

巫女雷男