劇場公開日 2019年12月13日

「保守と革新の対立と友情」2人のローマ教皇 sdfghjklさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0保守と革新の対立と友情

2020年5月4日
iPhoneアプリから投稿

サン・ピエトロで撮影するなど、かなり贅沢でNetflixがここまでの作品が作れるようになったと感じさせられる作品。途中までは完全にベネディクトの保守的で排他的な側面を多く見せ、誰からも好かれるベルゴリオ(現在のフランシスコ)の建設的な立場に誰もが共感し、もどかしさ、悔しさを感じたのではないだろうか。一方最後には2人の友情に繋がるハッピーエンドになるのだが、あまりにもベネディクトが可哀想で絶対的な悪としては見れなくなった。時代の変化についていけなくて、もがき苦しんでいただけ。もしかしたら、共感すべきはこちらだったかもしれない。
日本人としては宗教はかけ離れたものに感じるが、教皇であっても感じている問題は近く、2人の関係性にも同じような境遇に出会したことがある。かなり宗教が身近になった瞬間だった。
カトリックとしては最高のPVじゃないだろうか。

sdfghjkl