劇場公開日 2019年11月1日

「バディものというより群像劇かな?」ブラック校則 たまさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5バディものというより群像劇かな?

2019年11月7日
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誰もがヒーローで誰もヒーローじゃない映画、それが見終わってすぐに浮かんだ感想でした。まず主人公が特に取り柄もないしカッコいいことをしない。相棒のちゅうやもそんな感じ。他の生徒たちも一芸に秀でていたりもするけど基本的には悩んでたり迷っている普通の生徒。でも主人公の思いがだんだんと周りに伝わって、みんなが少しずつ変わって、歯車が噛み合うみたいにして変革が起きる。そういう意味ではバディものというより青春群像劇かも。主人公=正義VS悪役みたいな二元論で語られないところも良かった。大人が楽しめる映画だと思います。

たま