「鑑賞動機:ちょうどテレビ放送するらしい10割」ロング・ウェイ・ノース　地球のてっぺん　なおさんの映画レビュー（感想・評価）

ロシアが舞台だけどフランス・デンマーク製作なのね。
貴族の娘なのに、「お祖父様を助けたい」の一心でグイグイ行動する主人公サーシャが魅力的。知識も強い意志もあり、決断力もある。それをだらだら説明するのではなく、さりげない描写で見せるのが上手い。
北極圏の割にはあんまり寒い描写ないな、と思った途端に強烈なブリザードがやってくる。寒い。厳しい極限状態の描写は避けたようだが、後半の展開もよく、思わぬ拾い物だった。