劇場公開日 2022年2月11日

「スティーブン・スピルバーグ監督の拘りが随所に見える会心の名作ミュージカル・リメイク!!」ウエスト・サイド・ストーリー ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スティーブン・スピルバーグ監督の拘りが随所に見える会心の名作ミュージカル・リメイク!!

2022年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

1961年に映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」をスティーブン・スピルバーグ監督がリメイクというだけで、やはり期待感は高まるばかり!!
その期待を裏切る事無く、セットではない実際のマンハッタンのウエスト・サイドでの撮影、そこに躍動する一糸乱れぬダンスシーンなど見せ場いっぱいの演出はやっぱりスピルバーグ監督の面目躍如!!
ポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」の対立構図はまさに現代アメリカの縮図であり、よりリアリティを持った感覚で観る者に説得感を与えている。
個人的には主演二人にイマイチ魅力が感じられず、ラブストーリーの部分はやや食傷気味であったが、それでも見ごたえ充分の2時間半であった(笑)!!

ナオック