劇場公開日 2020年8月21日

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「現代版『すてきな片想い』ジョンヒューズ」ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー ちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現代版『すてきな片想い』ジョンヒューズ

2020年9月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

映画を見ている間、ジョンヒューズの『すてきな片想い』がチラチラと頭に浮かんだ(Googleで「すてきな片想い」と検索したら、韓国の『素敵な片思い』が出てきてビックリした(^◇^;))
『すてきな片想い』
ジョンヒューズの映画は思春期の子供たちにはどの作品も見てもらいたいのだが、これは特に16歳の女の子に見てほしい
なにせオリジナルタイトルがSIXTEEN CANDLESなのだから(主人公が16歳の誕生日を迎える、その1日を描いた映画。ドタバタハートウォーミングで、とにかくキュートな映画)

『すてきな片想い』もちょっと性的な事柄が出てきていたが、この映画はその比じゃない
PG12だけど、中高生に見せてもいいのか…、とちょっと二の足を踏みたくなる

でも、それを差し置いてでも、やはり中高生には見てほしい
勉強も大事、将来をキチンと見据えて計画することも大事、でも一番忘れていけないのが今を楽しむこと!
受け身ではいけない、もったいない
もっと能動的に、もっと欲張りになってガシガシと
そして時には『フェリスはある朝突然に』のフェリスのように適当に息抜きしてサボったっていい
香月日輪さんの名言『君の人生は長く 世界は果てしなく広い 肩の力を抜いていこう』にも通ずる世界観

若い時に出会いたかった、そんな映画だった

ちぃ