劇場公開日 2020年12月4日

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燃ゆる女の肖像のレビュー・感想・評価

全162件中、41~60件目を表示

4.0あらららら…

2021年9月19日
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えぐみのあるシーンもあったけど
終始静かで綺麗な物語でした。
伏線回収も綺麗だった。

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namakemono

5.0悔やむより思い出して

2021年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

とても美しい映画でした。

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kana

4.0燃ゆる女

2021年7月30日
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オルフェウスは何故振り返ったのか?その意味について語り合う3人の女性。見るという行為の意味。
生理、祭り、堕胎と性と生に関係するモチーフ。赤ん坊と映る上からカットは実に絵画的である。堕胎を絵に残そうとする3人の想い。
母となってなお想いをはせる。身を投げた姉の想いと重ねてしまう。封じられた女の一生。暗黒に吸い込まれたオルフェスの妻。
燃ゆる女を描こうとした主人公の想いに心を寄り添う。

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Kj

3.0仕事早退、劇場直行。2本立て1本目。こうして女はLとなる。 いやに...

2021年7月6日
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鑑賞方法:映画館

仕事早退、劇場直行。2本立て1本目。こうして女はLとなる。
いやに高評価だがお子ちゃま脳の私には無理だった。だってなーんにも起こりませんもん。幾度となく意識が遠のいた(笑)
美女2人なので、せめて官能シーンでも。来たっ!と思ったらすぐ翌朝ですやん。とんだ肩透かし。これなら昔見た日活ロマン「セーラー服百合族」の方がよほどドキドキ💓したぞ
・赤子の側の堕胎、やめようや。
・燃える女。火傷はしなかった?
・白いエロイーズ(この名前もたいがい)は?

やっぱフランス🇫🇷か、あからさまな日本人(東洋人)差別のある国の作品、もっと厳しい目で見ようではないか(笑)

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はむひろみ

5.0心がザワつきます

2021年6月13日
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興奮

知的

幸せ

静謐な画から伝わる生々しい情動。エロイーズがとても綺麗、純粋で正直で、他者は勿論自分もごまかさない。ラスト、マリアンヌを見ることなく涙を流す彼女の恋は、愛に変わることなく永遠に失われないのだろう。

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アメリカの友人

4.0結ばれる事のなかった人たちの為にも…燃ゆる愛の肖像

2021年6月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

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近大

5.0再会とは長く会っていない者が年を経て会い、語り尽くし懐かしむそして...

2021年6月13日
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再会とは長く会っていない者が年を経て会い、語り尽くし懐かしむそして、再び別れがやって来ると解釈した場合、この最後の再会についての自論は、この先お互いが自由に時間を作りいつでも会いましょう、オルフェは描く事で封印し私達は新たなるステージに立たせてもらいます、湧き出る涙は時代と対決しても構わない決意だと勝手に自分で解釈させてもらいました。名作です。

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JOHN DO

4.5タイトルなし

2021年6月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

絵は二人にとって結局何なのだろう。二人の気持ちを映す鏡。絵は間違いなくあとの方がいいことがわかる。それぞれの忘れられない表情を伝え合うシーンは美しい。
身体に刻まれた一瞬の記憶。後悔より思い出すこと。あまりに切なくて美しい。

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えみり

5.0かしこさ

2021年6月12日
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不遜なことかもしれないが、映画レビューに「めちゃめちゃ面白かった」と「好きすぎる」を見ると、なんか日本人やべえなと思う。
むろん、これは、ブーメランにもなりえる、じぶんを差し置いた失礼な意見だが、あなたはオンラインに居並ぶ何億もの「かわいい」に辟易したことはないだろうか?
tomatoesのレビューや海外のyou tubeのコメント欄にsuper cuteとかの一語コメントが100も200も並んでいるだろうか。
わたしはえーごをよくわかっていないが、かれらは各々もっと独自性のあることを言っているはずである。

対してわが国の一般庶民の感想というものが、その識字率や教育程度にかかわらず、率直に言ってボキャブラリーが貧困すぎるうえに、画一的だと思えてしまう──ことはありませんか?

なぜこれほどまでにパーソナリティーの欠如した意見が、駄々並びしてしまうのですか?「かわいい」「めちゃめちゃ~」「好きすぎる」・・・1億2千万人も擁していながら、全員が365日かんぜんに一致した言動をしちゃっているのを、ふしぎにお感じになりませんか?

マスコミが大衆向けに喧伝しようとして使う用語が、幼児化することがある。
(カーリングのことはよく知らないが)カーリングは競技時間が長くなるので、中継ぎ時間が設けられる。平昌(オリンピック)で、日本の女子カーリングチームが、その中休み時間に甘味を摂った。それをマスコミが「もぐもぐたいむ」と呼称した。

マスコミが言うところの「きれいすぎる」カーリングチームが「そだねー」と言いながら、「もぐもぐたいむ」にお菓子を食べていた──わけである。
わたしはかのじょらもマスコミも、ばかに見えてしかたがなかった。ばかに見えませんでしたか?

映画もドラマも、オリンピック中継でさえも、それを見て、日本・日本人が幼稚だと思えてしまうことが個人的にはある。その幼稚が、ある種納得できるのは、レビューサイトに居並ぶ、画一的なコメントがあるからだ。
日本国民に「もぐもぐたいむ」が受け容れられてしまうのなら、日毎「かわいい」を連呼する、まったく同じ感想をもつにんげんしか見ていないのなら、メディアが幼稚でもかまわないじゃないか──という感じである。
さらに、それは日本のクリエイターにとって利運でもある。なぜなら「かわいい」や、だいたいなクオリティで満足させられる大衆相手に、際立った才能は必要がないからだ。どうでもいいものをつくったとしても人気者を配すれば「かわいい」との評価でおさまりがつく──わけである。

ほんとはどうだろう。すこしは批評精神を持った大人だって映画を見ているのではなかろうか。なんらかの独自視点をもったにんげんが、映画をみることだって、あるんじゃなかろうか。

わたしはこまっしゃくれた山の手の文化人を嫌悪しており、旬○や秘○とかに批評を掲載しているわが国の伝統的な権威主義評論家が日本映画をダメにした因子だと思っているが、とはいえ、庶民の「かわいい」「めちゃめちゃ~」「好きすぎる」をもって映画が批評できるとは思わない。庶民派でありたいと思うし、権威はきらいだが、あるていどの批評精神は必要だと思う。

これらの感慨を海外のすぐれた映画を見たときに、反面的に痛感することがある。ヌリビルゲジェイランやアンドレイズビャギンツェフやアスガーファルハディ、アブデラティフケシシュ、ナディーンラバキ、グレタガーウィグ・・・多様な心象をあつかった映画を見たときに、なんの脈略もなく「日本人てあんがいばかなんじゃなかろうか」と思ってしまうことがある。どうだろうか。わたしたち日本人は理知的な民族です──と、その根拠となりえる映画をつくっているだろうか。さらにそれを正しく評価できる観衆が日本にいるだろうか。
むろん日本には世界に誇るアニメ文化やキャラクター文化はあるけれど、作り手にも見る側にも、なんか不実のようなものを感じてしまう──ことがある。

本作はパラサイトがなければカンヌも獲っていたが、他の映画賞も多数獲っているものの、それらの賞のことは、まあどうでもいい。
孤島と絶景と、レズビアンロマンスと18世紀と二人の女の繊細な心の動きのリアリティ、その顛末が息を呑むような密度で描かれている。話自体が格別にユニークでもあり、見たこともない映画体験だった。

監督はフランス人のセリーヌシアマ。この映画ではじめて知った。女性である。どうだろうか。この女流映画監督と日本の(「セクシュアリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること」をテーマとした)「21世紀の女の子」は同じ映画監督の土俵にいると見なすことができるだろうか?
ガーウィグやラバキや、クロエジャオや「はちどり」や、このセリーヌシアマ監督を見て、それでもわれわれは「女子」や「かわいい」によってクオリティがスポイル(容赦)されうると、考えるだろうか?

映画は「女であること」を弁解していないにもかかわらず、また現代にはびこる狂信なフェミの叫びとも無縁でいながら、250年前の同性どうしの出会いと別れについて雄弁に語っていた。

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津次郎

3.0計算された情緒に醒める事もある‼️❓

2021年6月5日
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映画館で観たら違う感覚で受け入れられたのかもしれませんが、何故か、入り込めない。
自然光と雑音の中ですので、展開よりも先に、彼女たちが魅力的に感じない、絵が下手に感じる、とか、予断が入るのですね。
最後の数分間は、ある意味、計算され尽くしていて、あざとい、引き込まれながらも、醒めてしまう。
観るものからすれば、再会に感激してるのか、無視されたのか、何も知らずに観劇で感動してるのか、全然違うのか、含みを持たせた演出は見事です。
だから、そこまで無表情にしてたんだ、芸術的などんでん返しでもある。
あー、映画館で観たら感動したんだろうな、車と草刈機の喧騒と窓の外はカラス、さて、私の感性が低いのであろうか、残念。

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アサシン5

4.0女最高

2021年5月10日
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鑑賞方法:映画館

難しい

萌える

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TK_Film

2.0女性が感情を出せない時代の

2021年4月11日
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ムービー好き

4.5女性の色々な感情が描き出されていると思った

2021年4月10日
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楽しい

興奮

幸せ

ものすごくよかった
女性の色々な感情を描き出していて、
恋やそれにまつわる色々な感情、
激しく燃えて終わりを迎える。
恋愛の女性側を、女同士で合わせ鏡のように、
二人を使って色々なところを見せる。

映像もとても綺麗で、
西洋画のシーンとして全て切り取ることができるような映像になっている。
同じく恋愛を題材にした
花束みたいな恋をしたと比べると
深さがまるで違う。
花束みたいな恋をしたの方が、すごくインスタントな感情しか描かれていない。

インスタントなインスタの画像と、コンテクストが深く作り込まれた絵画との違いのような。

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たけP

4.518世紀のフランス、ブルターニュの孤島。 画家のマリアンヌ(ノエミ...

2021年3月24日
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りゃんひさ

4.0肖像画を描くこと、他者を知ること

2021年3月13日
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鑑賞方法:映画館

静かな映画だ。ともすると、眠気を誘われるほどだ。しかし、美しい映画だ。キャンバスに線を描くシーンから始まる本作は、物語の進行と共にその線を太くし、色彩を加え、絵画の如く観る者を引き込む。

肖像画を描くということは、他者を知ることであると同時に、その人物への愛無くして描けない。その者を知れば知るほどに描く筆は進み、白いキャンバスに魂が吹き込まれていく。しかし、それは拭ってしまえば消えてしまう程に儚い。メインとなる女性画家と肖像画のモデルとなる女性との掛け合いは叙事的に描かれるが、使用人の女性のエピソードが加わることで、この時代の身分や性別がどのように扱われてきたかの輪郭が明瞭になる。

束の間の5日間で起こる様々な出来事は、それまで息もできなかった登場人物たちに一時のい安らぎを与えるばかりか、人間らしさを感じさせるシーンとなって機能する。それであるが故に、その5日間が過ぎた後での展開の速さに乾いた哀愁を感じざるを得ない。

肖像画が描き終わることで物語にも結末が訪れると思えたが、その後の展開にこそ本作の真髄が感じられる。冗長とも思えた物語の全てに、すべてのシーンに意味があったと感じさせるまとめ方の巧妙さは言うまでもないが、一枚の絵画に隠されたメッセージとその後の2人の視線の行方は本作の魅力を一層特別なものに昇華させている。

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Ao-aO

1.0LGBT

2021年2月21日
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難しい

隠れてやってくれ。
否定はしないが映画にするのはやめてくれ。
性なんてこそこそやるから楽しいのに、、、
最近は堂々と主張する。
何も無いくせに、何を主張したいのだ。

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1953 HAL

2.5良作。あとは好みかな。

2021年2月15日
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悲しい

評価がそこそこだったので、あらすじをよく読まずに行ってしまった。
あの時代ということと、感情を表に出さない二人だったから尚のことかもしれないが、あまり感情移入出来なかった。
良作だと思いますが、個人的には好きな作品ではなかった。ちょっと暗かったというのもあるかな。

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TOMO

4.0エロイーズ

2021年2月11日
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本当にこの魅力はなんだろう。しばらく顔を見せず、崖をあるきながらようやく振り返るときに初めて見るその顔をあ、こんな人、なの、と思うんだけど、最後のビヴァルディを鑑賞する顔に行くまでにはとても陰影の深い顔になっている。芸術を見て感動するとき、これはあなたが思っていた、感じてきたこととを更新するもの。

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ポンパ

4.0美しい、完成度の高い作品

2021年2月10日
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鑑賞方法:映画館

とにかく画面が美しい。
構図と、色調のバランスがとても綺麗だ。
どのシーンを切り取っても格調高い絵画のようです。
アートを媒介としたこの映画じたいが、立派なアートだと感じました。

それから音楽の使い方がひじょうにうまい。
無駄なBGMはいっさいなし。
それだけに要所要所に流れる音楽がグッと感情を揺さぶる。

もちろん登場する女性たちも綺麗です。
緊張感のある画面の中の美しい女性たちを観ているだけでも僕はしあわせでした。

で、ストーリーは、というと、正直、途中から「ちょっと退屈やなぁ」と思って観てました。
そんなエッチなことばかりしてて、ちゃんと絵が描けるんか、もっとマジメにせんかいや、と。

でも、終盤やられましたね。
肖像画の中の「お嬢様」と再会する場面には、思わずニンマリ。

ラストは……そう、この映画は、このラストを観るためにあるのです!

観終わったあと、「もう1度観たい」と思っている自分がいました。

追記
そしてもう1回観に行きました。

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peke

2.0LGBT礼賛映画には些か食傷気味です。

2021年2月10日
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鑑賞方法:映画館

 全く予備知識を持たずにこの映画を鑑賞しました。ロビーにあった、フライヤーにグザヴィエ・ドランの賛辞が載っていたのが気になり、ちょっと嫌な気になりました。私にとってはLGBT映画に対してはもう、あんまり、拘るのはいい加減にしろ、と怒りたくなる気分で、一杯です。なぜ世の中の人々一人ひとりの性的指向を全て詳らかにしなくてはいけないのでしょうか。ゲイでもレズでもいいのですが、そんなことは、どこかもっと、離れたところで騒いでくれ、と声を大にして言いたいです。この映画のようなレズビアン万歳の映画にはもう、うんざりです。普通の肖像画家の映画を撮ることはできなかったのでしょうか。はっきり言います。なんだか、今の世の中、どこか狂っています。

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bashiba