劇場公開日 2019年9月20日

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「予想のやや斜め上を行く可笑しみある物語。 戦国時代コメディ劇の小品。」3人の信長 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0予想のやや斜め上を行く可笑しみある物語。 戦国時代コメディ劇の小品。

2019年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

 ここまで面白いとは予想外であった。素直に嬉しい。〈関係者の方々、すみません。褒めてます。〉

 クスリと笑う場面が多い中、時折滲みる場面が織り込まれる良作コメディの要素がしっかり盛り込まれながら、元今川軍衆と捕らわれた3人の信長とのおかしな、騙し合い、駆け引きが繰り広げられる。

 小粒だが、オリジナル脚本作品 且つこの時代あまり流行らない戦国時代劇を製作した関係者の気概が感じられる(遊び心も含めて)。

 安普請感が否めない部分はあるが、それも可笑しみと捉えたい。

 余り小難しく考えず、ストーリーに身を任せ楽しく騙され、少し良い気分で劇場を後に出来る作品だと思います。

 <「たたら侍」の無念さは多少は晴らせたんじゃないかな。>

NOBU