劇場公開日 2020年9月25日

  • 予告編を見る

「優しい映画」甘いお酒でうがい ユウコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0優しい映画

2020年10月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「捨ててよ安達さん」が面白かったので、同監督の作品ということで観に来ました。
ストーリーは、ハイミス(死語)の日記という形。淡々とした日常に少しのサプライズ。どうかすれば自意識過剰の鼻持ちならないものになりかねないのに、ヒロインの慌てず騒がずのフラットな姿勢がとても慎ましく見えて、優しくて切ない。(子供のことやお母さんのことが時々はさまるが、おそらくどちらも失われている)
それを支えているのが、空や雨音や人の声。いいことあったときの鈴のような音。そういった演出が今のようで思い出のような、そんな切なさをかき立ててくれる。
そして、なにより、若林ちゃん!!私も若林ちゃんみたいな友達がほしい。

ユウコ