劇場公開日 2020年1月10日

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「『フラッシュダンス』(1983)へのオマージュ」ティーンスピリット kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5『フラッシュダンス』(1983)へのオマージュ

2020年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

萌える

 フラッシュダンスのテーマ曲でもある"Flashdance... What a Feeling"のメロディが聞こえてきたとき、もしや水を浴びるシーンもあるのではないかと期待したのですが、水に飛び込むシーンになっていました。高校生なのにバイトに明け暮れているところなんかも似ていた。

 もうこの作品はエル・ファニングのファンのための映画と断言してもよいでしょう。歌手の成功物語としては葛藤や挫折部分も少ないし、呆気ないほど苦労を乗り越えていってしまっているからです。また、バーで知り合った爺さんが元オペラ歌手という設定も上手く生かされてないし、50%から15%に儲けを下げられたことにも満足げな表情だった意味も深く考えなければわからない。

 ちょっとだけ気に入ったのだバックバンドの存在。そんないい加減な選び方でいいのか?とも思ったのですが、ギターの子はこっそりピアノも弾いてるし、才能あるバンドだったのだとビックリです。これからとんとん拍子に売れっ子になっていく微笑ましい展開は悪くないし、エル・ファニングが歌も大丈夫だよ♪とアピールしている作品とも思えるのです。

 ダコタ・ファニングも『ランナウェイズ』(2010)でリード・ボーカルのシェリー役をやったこともあるし、いつかは姉妹でデュエットを聞かせてくれることを期待したい。

kossy
rin*さんのコメント
2020年2月18日

コメントありがとうございます。
いろいろと設定やストーリーに突っ込み所満載ですが、エルファニングファンの為の映画と考えれば納得。
家庭の事情とかサクセスストーリーをもう少し見せてくれたら入り込めたかな?と。
ダコタ・ファニングの「ランナウェイズ」かっこよさそうですね。

rin*