劇場公開日 2020年3月6日

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「バツ印」酔うと化け物になる父がつらい Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5バツ印

2020年3月9日
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酔っぱらいオヤジと、奉仕という名の下、言われたことをただだだやる光合聖という新興宗教信者の母親と、8歳の主人公&妹という家族の様子から始まり、酒を浴びてはトラになる父親との関係を長女目線で描いた話。

原作者の実体験に基づくコミックエッセイの映画化ということで、心の声を吹き出しでみせる演出が多用されているが…重くしたくないのだろうし、ハマっている箇所もあるけれど、ちょっと間が抜けた様にも感じてしまう箇所があって、それ一辺倒ではなくアフレコの方が良かったんじゃないかと思う場面もチラホラ。

自嘲的というか自分を責めすぎというか、もっとドライじゃないと生きていけないんじゃか?と思うのは生別差か個人差か…。

自分には、飲んで忘れちゃえばとかいう感覚もなければ、彼氏との関係性も理解不能だし、面白かったけど、何でも受け入れて、流して我慢してという展開で、主人公のいい子ちゃん過ぎる性格に共感はできなかった。

Bacchus