劇場公開日 2020年1月31日

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「鰌(ドジョウ)って・・・彼は獺(カワウソ)。某首相が好きなのは「獺祭(だっさい)」」嘘八百 京町ロワイヤル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0鰌(ドジョウ)って・・・彼は獺(カワウソ)。某首相が好きなのは「獺祭(だっさい)」

2020年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 残念なところは坂田利夫師匠が手と足を交互に動かすギャグがカウンターに隠れてしまって見えなかったこと。嬉しかったのは前作に続き田宮兄弟コンビが復活(一緒には映ってないが)していたことだろうか。タミヤのプラモデルってのも伏線の一つか??

 前作もTV向けというか、スケールがそれほど大スクリーン向けではないと感じていたのですが、今作での大画面臨場感は最後に出てくるクルーズ船だけだったかもしれません。京都にも行きたいし、クルーズ船にも乗ってみたい。終わってみればスッキリはするものの、やっぱりこじんまりとした印象が残ります。その地味さ加減はスタッフたちの報酬が1万円と飲み食べ放題だけだったというところにも表れてたでしょうか。

 今作では最初から贋作感がいっぱい。広末涼子は嫌いというほどの女優さんではないのですが、和服が似合わなすぎる気がします。一転して、クラブのホステスを演じているところでは凄く似合ってました。まぁ、和服も詐欺師っぽい演技の一つだと言われれば文句のつけどころもなくなるのですが・・・。

 そんな地味さの中で、出番は少なかったものの佐輔の息子がメイクアップ・アーティストになっていたところに映画愛を感じることができます。「トム・サヴィーニを超えてやる!」という言葉。実際にはオスカーを二度獲得している辻一弘(現カズ・ヒロ)もいることですし、もっとゾンビメイクを打ち出しても良かったかと思います。これも贋作の一つ!日本映画の誇るべきジャンルになることを願いつつ、帰路の車中では「ダイアモンドだね~♪」byプリプリを思いっきり歌っている自分がいました。

kossy
ワンコさんのコメント
2020年2月25日

そうなんですよねー。広末、和服似合わないんですよねー。だから、艶不足なんですよねー。もっと、色っぽく演出してもらわないと、男は惑わないですよねー!

ワンコ