ザ・ゴールドフィンチのレビュー・感想・評価

爆破テロと絵画に翻弄される主人公の人生を描いているのだが、もっと美しく、メッセージ性を込めて作れたのでは？と思う
私には難解でした。
爆破テロで亡くなった母親の形見のように、ゴシキヒワの絵画をずっとしまい込む主人公
前半は絵画とは関係なく、恋愛物語だけどウマク行かず、強い意志と打算を持つ周囲の人たちに振り回される。
後半はゴシキヒワを盗んだ友人とそれを取り戻すべくマフィア？と抗争。
主人公はその中で薬にも出だし、お金のために詐欺まがいなこともする。
人間的すぎて魅力が薄く、まったく感情移入できなかった。。。
結局彼は、優しい母親,義母の元で幸せに暮らしていく、のだろう。
これでハッピーエンド？？？もう少し主人公の葛藤を描くなりなんなりしてほしかったかなぁ。

話の展開が面白くて、役者もよくて、背景もいいのに、なんだか薄っぺらいのはなぜなのかよくわからない。きっと本を土台にして、エッセンスだけを抽出したらこうなってしまうのかな。行間がないと言うか、安易過ぎるというのか。
話があまりに複雑で、原作に忠実にすべてを拾ってしまったので、時間が足りなくなってしまった、そんな映画です。

平板な物語展開と、登場人物たちのつながりの分かりにくさもあって、ややだるさも感じます。が、全体にはいい作品と思います。
先に？？の会話があって、その後に事実を見せるという手法にイラッとする方も多いかも…
でも、ラストの問題解決はそれなりのスッキリ感。
原作はまだ読んでませんが、いい本なんだろーなと思う次第。

盛り上がりなく間伸び感が否めませんでした。

13歳のとき、美術館でテロに遭い、母を失う。
そのどさくさで有名な絵を盗む。
裕福な一家に引き取られ、これからという時に実の父親がやってきて連れて行かれる。
父親と継母はある中でだらしない。
同じような境遇の友だちができ、運命が大きく動き出す。
盗みはいけない。

最初のシーンを忘れてしまうくらい子供時代が長かったですが大人時代にスムーズに入れました
大きな盛り上がりはないですが楽しめました
アンセルくん目当てで観ましたが、少年時代のボリス役のフィンくんに、ルーク・クラインタンクというイケメンに溢れた嬉しい作品でした
そしてニコール・キッドマンはいつも女神の美しさです

上からぽくなりましたが、予備知識ほとんどなく観ました。興行収入はあまり伸びなかったみたいですが、私は楽しめる映画だと思います。
観賞後、家になにかしらの絵画を飾りたくなりましたよ！

ベイビードライバーのあの主人公がまた困った顔をしてる。いろんな経験がすごい

可愛そうな主人公（美形男）が酷い目に有って流されて言い訳して、流されて言い訳して…
やたら感傷的なばかりで、自ら主体的に行動することもなく…
なんとなくハッピーエンド？
男が見るもんではなかった