劇場公開日 2020年2月28日

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「ある意味犬好きの理想世界〜〜」野性の呼び声 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ある意味犬好きの理想世界〜〜

2020年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

単純

CGと解っていても犬好きとしては
観ずにはいられない本作。

出だしから、大きな図体で食いしん坊!
賢いのか?バカなのか?愛嬌たっぷりのバック!
掴みの描写はほぼアニメ!

そんなバカっぽい始まりがあるから

後に野生に目覚めたバックの成長ぶりが心に響く。

アメリカでは有名な原作の何度目かの映画化とのことで
ちょっと原作の内容をググってみたら
結構きつい話なんだけど、そこはディズニーらしく、
犬好きが観ていられない様な残酷な描写は無いので
安心して観てくださいね〜

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

犬の毛並みや動き等、限りなく実物に近くなり
CG技術の発達には目を見張りますが
本物らしい動物が自由に描ける様になった分
動物の擬人化が正直、ちょっと行き過ぎですが
それを承知で、観るぶんには楽しめます。

実際に犬を飼ったことがある人には
こんな時、犬はそんなに従順じゃない!と
突っ込みたくなるところもあるけれど
それは横に置いて犬好きの理想を
形にした映画だと思ってください。

最後のあるシーン!!!
犬を飼ったことがある者にはもう爆泣きです。
ある意味、犬好きの理想の終わり方かも〜〜
最後の時に愛犬があんなことしてくれたら
それだけで十分です。

安心してください!バックは死にませんから〜

この映画がそこそこヒットしたら
今後
例えば「シートン動物記」の中の名作などを
どんどん映画化して、自然と人との共生を

もっと分かりやすく伝える映画が増えたら良いな!

ああ、もう直ぐ「ドリトル先生」が来ますね。
楽しみです!!

@お勧めの鑑賞方法は?
配信やレンタルでも良いんだけど、
犬映画をもっと作って欲しい人は是非、映画館で!

星のナターシャ