劇場公開日 2020年2月28日

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「ボスドックが見つけた家族」野性の呼び声 MARさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ボスドックが見つけた家族

2020年3月1日
PCから投稿

楽しい

幸せ

萌える

本作の主人公、大きな犬のバック(名前です)が売られるために連れ去られ、色んな人を渡り歩き、多くの仲間と出会う冒険劇。

のっけからディズニー全開の展開。最初に出逢うのはこん棒を持った恐いおじさん。そこではこん棒恐怖症になり、次に出会ったのは郵便配達員。そこでは働く喜びと沢山の犬仲間と交流する。そして次に出会ったのは、家族を失った悲しみにとらわれ続けている孤独な老人。この老人と、ある場所を目指し冒険するのが本作のメイン。

…と思いきや、ポスターのようなカヌーに乗っての冒険シーンはあっという間におしまい(笑)辿り着いた土地で巻き起こる出来事が本当のメイン。そして最後に出逢うのは…。

CGで描かれる犬たちは、バックをはじめ皆感情豊かで非常に可愛らしい。配達では皆で走り、悲しむときには皆寄り添い、映画ではあるけれど犬社会についての描写はリアルだったように思う。バックは優しく頼もしいボスに。

また、バックも老人も悲しかったり怖かったりする過去を乗り越えていく様はシンプルながら良かったし、犬と人間の交流を描いたドラマっていうのはいつも温かで良いなぁと思った作品だった。

MAR