劇場公開日 2019年8月23日

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「FUSHIDARA100%」火口のふたり 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0FUSHIDARA100%

2020年6月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

原作未読

柄本兄弟の地味な方が主演
坊主頭がよく似合う

瀧内公美という女優を知らない
もう30歳らしい
裸が珍しくない時代に全裸になったくらいで拍手喝采するような男ではない
いずれ麻生久美子みたいに脱がなくなるだろう
これから他の瀧内公美出演作品も観てみようと思う

劇場では18歳未満お断りだがレンタルはなぜか R15
劇場版とセルはボカシがないらしい
理由はよくわからない
TSUTAYAの方針だろうか
いずれにせよBDもDVDを買いたいとは思わない

これもまた東日本大震災と絡めてくる
正直食傷気味うんざりだ
「死ぬ」の対義語「生きる」=SEX
とても安易だ
安易だからこそ逆に多くの人々に受け入れやすいのかもしれない

冒頭から卑猥なモノクロ写真
その後はしばらく普通のやりとりが続くが始まった始まった

体当たり演技という表現が嫌い
どうせなら『愛のコリーダ』くらいやればいいのに

2人の男女がセックスと食事と会話するだけのとてもシンプルな作品
こういうのは2人のやりとりが面白くないと退屈だが飽きなかったから良かったんだろう
質の良い日活ロマンポルノ

富士山噴火は近いうち十分にあり得ることだがそれなのになぜか素っ頓狂で蛇足な感じもした

国内のプロの映画評論家には高い評価をされたようだ
低予算でも良い映画を作れる
良いけれど僕的には平凡な官能映画だ
それに子どもは観ることはできない
だから星は3つ
『愛のコリーダ』や『温泉すっぽん芸者』くらいぶっ飛んでないと星4星5はあげられない

僕には従姉妹は2人しかいないがムラムラしたことは一度もない
それが普通だろう
ほぼ一回り下ということもある
父親に似過ぎているせいもあるが
共感はできないが男にとって共感は重要ではない

東出昌大や渡部建が絶対に許せない説教くさい良識ぶる頭が硬い女は観るべきではない
にもかかわらずこのような官能映画に一人で観にくる若い女性が多い
なにが目的なのか理解に苦しむ
両隣りがそういう人だとリラックスしてエッチな映画を観ることができずいたたまれない
ありがた迷惑だ

あとエンディングテーマがとても面白い

野川新栄