劇場公開日 2021年3月26日

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「個人的には面白かった」モンスターハンター 鮎の実況祭さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0個人的には面白かった

2021年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

今回のモンハンで思ったいい所と悪いところがいくつかありました。
いい所
1.CGがよくできている
 モンハンを遊んだことがある人ならわかるがちゃんとモンスターの細かい動きまで再現されてる
2.装備などが忠実に再現されている
 モンハンでおなじみの装備が出てるわけではないが、再限度は高い
3.撮影場所が最適
 モンハンの世界を再現するために南アフリカの砂漠を使い撮影。そのおかげであたかも本当にディアブロスが存在するかのような場面になっている
悪い所
1.まぁまぁホラー
 まず、この映画は全年齢対象の映画じゃない。5歳くらいのモンハン好きの子供が見たら、モンハンをやりたくなくなるレベル。このレビューを見てから行こうと思っている方は注意
2.武器がおかしい
 いい所の2番はいいとして、少しおかしい所が数か所。まず、操虫棍なのかよくわからない槍状の武器や、片手剣っぽいのに、盾がないなど、おかしい所が見られた。
さらに、今回のこの作品では、ボウガンが出ていない。考えるに、主人公たちが最初に現実世界の銃を持っていたからだろう。これのおかしい所は銃ではモンスターにダメージがほとんど入っていなかった、ここからはすこし現実の銃とボウガンの比較になるが、まず主人公たちの最初の装備は、装甲車についてる機銃、アサルトライフル、スナイパーライフル、ハンドガン、RPG(ロケットランチャー)
だ、これだけの武器でモンスターに与えられたダメージは、ほんのわずか。
明らかにRPGと原作の徹甲榴弾の威力はほぼ互角だと思う。だがRPGの攻撃を受けてもモンスターはうろたえるだけであった、さらに装甲車などについている機銃は普通の銃よりも弾が大きい、
だがこれでもダメージが入らない。これらから考えるに、モンスターには別次元の武器はあまり効かないか、このモンハンの世界ではボウガンがただただ弱いだけなのかになる。
これのせいでもし次回作があったとしたら、ボウガンは出せないだろう。
3.序盤はモンハンというより、単なるアクション映画のバトルシーン
 最初の30分ほどは人間対人間のバトルシーンがメイン。そこをなくせば、もう一体くらいモンスターを出せたのではと思う。
という感じです。
ですが作品としては面白く、見て後悔はしないと思います。

鮎の実況祭