劇場公開日 2019年10月11日

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「人の弱さと強さを優しく描く」イエスタデイ 郷愁さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人の弱さと強さを優しく描く

2020年1月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

全体的に明るく楽しく心地よいです。

良心の呵責、自分を見失う恐怖、立つべき場所の気付き。
大小を問わなければどれも身近に有り得る事ではないですか?
それをエンターテイメントしながら、コメディしながら、うっとりと聴かせながら、そしてドラマチックに見せてくれました。
作中の曲はどこかで必ず耳にしたことがある名作ばかりだから、ビートルズ知らないよ!という方にも問題ないのではなかろうか?
知っていれば当然ワクワクすると思います。

設定を上手く活かしていて、テンポが良く、コメディも随所にあって重くならない。脚本にも感心しました。

毒気が少なめなので、刺激を求める方には少しだけ物足りなさがあるかもしれませんが、気持ちが温かくなるとても素敵な作品でした。
上映が終わる前に観れて良かった

郷愁