劇場公開日 2019年10月4日

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「まさにガン・フーの真骨頂。やりすぎ感満載の怒涛のアクション!!」ジョン・ウィック パラベラム 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0まさにガン・フーの真骨頂。やりすぎ感満載の怒涛のアクション!!

2020年1月13日
PCから投稿

怖い

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:息もつかせぬ怒涛のアクションの連続が圧巻。主人公の壮絶な生き抜く覚悟も、観ていてカッコイイ。
否:グロいシーンがかなり多いので、苦手な人には向かない。前作までの知識もあった方がイイ。独特な世界観も、やや好みが分かれるか。

 一応冒頭で前作までの流れは説明してくれますが、やはり予備知識はあった方がよさそうです。
 予告でも出ていましたが、
「14億ドルの賞金首。街全体が狙っている。確率は五分五分だ。」
というこの言葉だけでも、メチャメチャ強いことが分かるジョン・ウィック(笑)。その怒涛のアクションの連続には、分かってはいてもやはり圧倒されてしまいます。まさにガン・フーアクションの真骨頂といったところです。
 「ルールを破れば報いを受ける」というのは、当然といえば当然のことながら、自身の愛する者の記憶を守るため、敢えて牙をむき続けるジョン・ウィックの孤高な姿には、アウトローとしての生き様や覚悟が滲み出ていて、観ていてメチャメチャカッコイイです。
 ただ、如何せん出てくる日本人の日本語が変だったり、グロシーンがメチャメチャ多かったり、殺し屋用のホテルや金貨があったりと、世界観はやや好みが分かれそうな気もしますが、今やアクション映画の代表格となった本作ですので、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド