劇場公開日 2019年10月4日

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「ハチャメチャ暗殺アクション」ジョン・ウィック パラベラム 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ハチャメチャ暗殺アクション

2019年10月15日
iPhoneアプリから投稿

年々トム・クルーズ化が進んでる気がするキアヌの看板シリーズ、一応最初におさらいっぽい映像がありますが、中身はただのアクションダイジェストで話は全く分からないので、前2作の鑑賞はほぼ必須です。

前2作もまぁだいぶ無茶はしてましたが、今回はアクションも設定もさらに数段デカい風呂敷を広げ、もはやジャンプ漫画レベルのハチャメチャさ。
序盤から本での殴り合い、ナイフの投げ合い、大活躍の馬、無敵の犬、中華系シノビ、銃なんか捨ててかかってこい的展開、もうバカ方面にやり過ぎまくってて随所で笑ってしまいました。ジョンって「暗殺者」だったはずですけど、途中からもはやランボー…そういえば彼も「ジョン」だ…
まぁそんな無茶な中でも、2度撃ちで確実に頭を仕留めるとか太い動脈系を狙うとか掌底中心とか、そういうなんか実戦的っぽい部分(本当に実戦的かは知りません)はちゃんと貫かれてるのは見事でした。

ただ、あまりにアクションがやり過ぎていて、動と静のバランスが悪かった感はなきにしも。
そのせいで、今までは(主にホテルを中心に)かろうじてあった高級感、エレガントさみたいなのがほぼなくなり、悪い意味でB級らしい安っぽさを感じてしまったのも事実です。シリーズファンとしてちょっと寂しい。

キアヌももうアラ還の55歳。
アクションも相当頑張ってはいますが、やはり顔出しの長回しシーンでは時間とともに目に見えてキレが…
それでも年齢を考えるとめちゃくちゃすごいことやってはいますが。

グロというほどではないですが、血や欠損はそこそこしっかり描写されてますから苦手な人はお気をつけて。

克晴
克晴さんのコメント
2019年10月16日

暗殺とは…みたいな気持ちになりますよねw

克晴
kossyさんのコメント
2019年10月16日

暗殺者なのに、NYの人たちはみんなジョンのことを知っている!
序盤は笑いが止まりませんでした・・・w

kossy