劇場公開日 2019年6月28日

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「マスコミの力とは何か?(わからなくなった)」新聞記者 ヤスさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5マスコミの力とは何か?(わからなくなった)

2019年8月29日
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鑑賞方法:映画館

近所の映画館での上映が残り2日だったので、駆け込むように見てきました。社会への問題提起の映画だと知って観に行ったのですが、鑑賞中に気になったのは杉原(松坂桃李さん)の心情でした。

国家を守る正義感で仕事をしているのは分かりましたが、杉原にも、神崎にも、やっぱり、まずは家族を守ってほしいと思うのです。もし杉原の行動が家族に対して誇れるものだったのならば、最後にあんなに暗い顔しないで自信を持ってほしいと思いました。このように感じたのは、松坂桃李さんの死んだような虚ろな演技が上手かったからかな。

マスコミの力って、何だろうか。この映画を観た限りでは内部からリークした人の人生を奪う職業にしか見えないな。権力の闇を白日に晒すのは重要だと思うが、もっと良いやり方って無いのでしょうか?(きっと、無いのでしょうけどね。。。)

ヤス
2019年8月31日

記者とは何なのだ?
自らネタを掴んでくる事こそが仕事としての「やりがい」だと思うのですが、今の世の中はテレビでやったコメンテーターのネタでさえネット上で載る始末。そんなんでいいの?泥臭さも無くなった。

長文失礼致しました。

巫女雷男
2019年8月31日

他の業種にも言える事ですが、外に出て仕事を取ってくる大変さや、それらが自分らの給料になっていると自覚していない内部ばかりいる人が主導で作った様にしか思えない。ネタは向かってくるんじゃない。自ら捕まえに行くもの

巫女雷男
2019年8月31日

ヤスさん、コメントありがとうございます。私、記者モノの映画としてはクライマーズ・ハイが好きで、その映画には厳しい現場の中からその情報を集めてくる大変さ。政府から粘って極秘情報をもらってくる長年の繋がりや新聞者の個性、その大変さを知らず会社内部であぐらを書いている印刷部、その印刷部と記者側の印刷機を巡っての工房。色々見えてくるんですが、コレにはサッパリ。

巫女雷男