劇場公開日 2019年4月12日

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「キーワードは「ドラゴンボール」(笑)。やりすぎ感満載のド派手なアクション!!」名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0キーワードは「ドラゴンボール」(笑)。やりすぎ感満載のド派手なアクション!!

2019年5月13日
PCから投稿

楽しい

興奮

知的

【賛否両論チェック】
賛:シンガポールを舞台に巨大なスケールで描かれる事件の数々に、思わず見入ってしまう。シリーズファンなら楽しめるお約束も満載。
否:アクションはやりすぎ感が強く、思わず笑ってしまいそう。今回は英語のセリフも多いので、小さい子には向かないかも。

 今回はシンガポールを舞台に、怪盗キッドや京極真達をも巻き込んで、仕組まれた巨大な陰謀がうごめいていきます。真実が見えそうで見えないところも、さすがのコナン作品ですね。
 ただやはりコナンの劇場版といえば、良くも悪くもリアリティ無視のド派手すぎるアクションの数々。本作でも400戦無敗の空手家・京極真を始め、コナンやキッドがやりすぎなくらい大暴れします。あまり言うとネタバレになってしまいますが、キーワードは「ドラゴンボール」です(笑)。
 新一に化けたキッドが、ちょっと蘭とイチャつくだけでメチャメチャ嫉妬するコナンの姿等、思わずツッコみたくなるシーンも多々ありますが、その辺りはご愛嬌。シリーズファンは是非観ておきたい作品といえそうです。

映画コーディネーター・門倉カド