劇場公開日 2019年4月12日

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「今回のはまたヤバかったー」名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) 雅袮さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5今回のはまたヤバかったー

2019年4月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

前回の映画の最後の予告見た時からあまり期待はしていなかった。

京極と園子も特別好きってほどではなかったのでそこにスポット当てられても…ほんと一部のファン向け、、
そこにキッド出して、キッド変装の新一も出して、いろいろ誤魔化されたって感じ…
でも毎回見てるから、やっぱある意味期待はして観に行ってしまう。

最初からテンポ早いし、舞台シンガポールの意味あるか?と思ったけど最後で納得。
日本国内に実在しない建築物を作ってそれを壊すってのが最近パターン化してたから、ハナから海外にして、最後豪快にぶっ壊したってところね。

いつも以上にツッコミどころ満載で逆に面白かった。

オープニングから海外で、英語で喋るわオリジナルキャラばかりで進めるわ、気持ちも入り込めないままどんどん内容だけ淡々と進んでいって置いてきぼり感半端なかった。
コナンのシンガポールに行きたい動機の薄さ。それに身体の色もどーゆー仕組み???
クイズ出すのも早かったからどれだけ後半余裕ないんだと思ったけど、後々子供達出てくるシーンあったのでそこでやってもよかったのでは?と思う。

身内キャラも、お互い正体誤魔化した状態でよくもまぁそんな近くに集合して長時間ウロウロ出来るもんだなと。並びが違和感しかない。おまえらどんな集まりだよ。ほんとに観光楽しめてる?

コナンそんなことしない、キッドそんなことしない、蘭や園子もそんな子じゃないって思うところもたくさんあった。解放された京極のドラゴンボール感半端なかった。もう園子下ろしてあげて…逆に。
映画だからって都合よく詰め込んだり盛られてしまっていた…散々とっちらかしといて、最後に慌てて回収してまとめに入った。

迫力、景色、キャラの画質のクオリティがブレないから、視覚的要素でなんとかコナン映画だわって思えるから★が付けられる。
衣装も凝ってる。新一の靴や小五郎のベスト、オシャレねw

見た目とは裏腹にキャラの中身があまり伴ってないから、お前ら誰なんだよ…って思ってしまう。絵がブレてないのが救いだった。なんの映画観に来たのか分かんなくなるところだった。
ってゆうかそもそも、コナン君じゃなかったし。アーサー君だし。新一もキッドだし。
主役、とは…??

眠くなってきて下がりつつあるテンションも、
最後のBGMと崩壊の盛り上がりでテンションは上がる。コナン映画マジック…

シンガポールにわざわざ行っておまえら…そんな豪快に街ひとつ破壊して日本戻ってくるなんて…
いや現地の悪い人たちが主犯で壊したにせよだよ…
豪快にそれぞれ暴れまくって、あー楽しかった感出して帰国してくるなんて。
とんだクレイジーモンスターだよ…
結局何したかったんだ??

今回の映画の一番の見所は最後の青山さん直々の画と、次回予告。あとみんなのレビューです。
レビュー、驚くほど共感でしかない。

まめ