劇場公開日 2019年2月22日

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「ロマンチックだけど理不尽な時代がとても苦しい」ビール・ストリートの恋人たち YANさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ロマンチックだけど理不尽な時代がとても苦しい

2019年3月16日
iPhoneアプリから投稿

全編通して音楽が印象的で、とてもロマンチック。ベースのお話はラブストーリーですが、2人を取り巻く時代と環境が理不尽で辛く苦しいので、受ける心象はそっちの方が大きいです。ただ普通に暮らしてるだけなのに辛い事が起きてしまうし、どうすることも出来ない…。人種差別がテーマの作品を観るといつも、そんなに昔の話じゃないのに信じられない考え方が当たり前にまかり通っていることに驚き、悲しくなります。
本作を通して伝えたいメッセージ性は素晴らしいし、雰囲気も良く、演者は皆良かったのですが、如何せん余白の多い作りなので、正直理解できない点が多々・・・。テンポも悪くなかなか話が進まない(そもそも物語の中の時間経過が遅い)ので、ちょっとダレてしまいました。
「ムーンライト」と比べてしまうと、断然「ムーンライト」派です。

まだまだぼのぼの