メランコリックのレビュー・感想・評価
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【”東大卒のボクがバイトを始めた銭湯は、深夜に風呂場で人を殺していました・・” 舞台設定斬新、ストーリー展開予想付かずの一級エンタメ作品。】
ー東大卒のボク、ナベオカカズヒコは就職をせず、実家に居続け、ある日ふとしたきっかけで近くの銭湯”松の湯”でアルバイトをすることになった。けれど、”松の湯”は”昼の顔”と”夜の顔”を持つ結構、アブナイ銭湯でした・・。-
・ナベオカ(皆川暢二)は東大を出ているが、就職をせずアルバイトをしながら、実家で暮らす”日々に鬱屈している”青年。
ある日、母親が既に風呂に入っていると思い、家の風呂の湯を抜いてしまったため、近くの”松の湯”に渋々出かけるが・・。
そこで出会った高校時代の同級生、ソエジマユリと出会った事で、彼の人生は大きく動き出す。
・”松の湯”のオーナー、アズマさんの面接を”あっさり”クリアーしたボク。同じく面接をした金髪のマツモト君(磯崎義知)も”あっさり”合格。一緒に働くことに・・。
先輩のコデラさんはちょっと強面。フィリピン人アンジェラをいつも連れているタナカさんにアズマさんは頭が上がらない・・。
■そして、ある日、銭湯の湯を沸かしていたボクは、コデラさんとアズマさんが銭湯で行っていた事を目撃してしまった・・。
<皆川暢二と磯崎義知と今作の監督・脚本・編集を務めた田中征爾の同年トリオが立ち上げた映画製作ユニット”One Goose”の第一作目の作品。
奇想天外な設定及び、サスペンス・コメディ・恋愛と言う通常並立しないジャンルを絶妙に織り込んだ予想不能なストーリー展開に、魅入られた作品。>
<2019年10月12日 長野県にある日本最古の現在でも営業している映画館、
「長野相生座」にて(出張の後、半日帰名を伸ばして・・)鑑賞
2020年11月8日 別媒体にて再鑑賞>
殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。 東大卒の...
殺し屋の仕事場として使われている銭湯、おもしろい設定だ。
東大卒のニートの主人公・和彦、凄腕の殺し屋でありながら、やたらと腰の低い松本がいい味を出している。
「彼女」もいい。
特別美人でもないが、笑顔がチャーミング。
和彦が東大卒のエリートだと思って接近してきたと思ったが、必ずしもそうではなかったところも好感が持てる。
別れる際もはっきり言われなくても雰囲気を察しておとなしく身を引くのも意外に奥ゆかしい。
家族もあたたかい。
東大卒の和彦が定職につかずにフラフラしていても、うるさく口出ししないとか。
銃で撃たれた松本が家で寝ているだけで回復してしまったのは疑問だが、何となくのハッピーエンドでほんわかしたから不思議。
有名人が出てなくても中々良かったよ✨
東大卒なのにバイト生活&実家暮らしの30歳主人公・和彦。
ふとした事から銭湯でアルバイトをする事になるが、その銭湯は人殺し&後処理する場所でもあった。
全国的有名人は出て来ず、ホント全国上映出来ない様なインディーズ作品風ですが、中身は意外としっかりとした作り。
映像も綺麗で観やすい。
俳優陣も素人と言う訳でも無く、ただ売れてないだけの俳優さんなんだなと思う役者さん達が数人。
また、上映時間が約2時間だったものだから「インディーズだし、途中飽きるんじゃないの?」とも思ってましたが、きちんと展開が待っており最後まで楽しめました。
アクションシーン等は「予算の都合で出来ないんだろう」だど予想するが、建物など破壊出来ない&血が飛び散らない&銃声が静かなど、何とも勿体無かった部分が多数。
人間的に不満は?と言えば、銭湯主人のラストの行動かな?
「彼らの窮地を救うのか?」と期待していただけに残念。
ですけど、私個人とすれば有名人も出ず製作費もかなり限られたインディーズとしての作品とすれば、凶暴性が一部ある邦画としてだと、良くできている部類と言える。
無名な人だけ故に過大評価になりがち
風呂屋で殺し屋が連続殺人
ありそうでなかった
銭湯が主な舞台だがお色気全く無し
某県庁所在地の小劇場で別の映画を見に行こうとしたときこの映画のポスターが目に飛び込んできた
設定は面白そうだが誰1人知っている人がいなかった
好きな監督好きな脚本家好きな役者が出ていないと映画館でお金を出して観る気にはなれない
500円ならいいがちゃんとした商業映画と同じ値段じゃ納得できない
あくまで好みだが石井裕也とか上田慎一郎のようなキラリと光るものは感じとれなかった
メランコリックは六等星のようなとても淡い光だ
田中を殺そうという流れから俄然面白くなりワクワクしてきた
パヨクは大嫌いだが自分は保守ではなく左側の人間なんだなと再確認した
インディーズにはインディーズの良さがあるがしょせんインディーズであり主流にはなれない
映画は娯楽であり商業映画は今も昔もこれからもそれなりの著名な俳優は欠かせない
海外だって主流はそうじゃないか
あるいは有名作品のリメイクだったり有名キャラクターの実写映画だったり
『カメラを止めるな』みたいに口コミで話題になりお客さんが入ったのだろう
そのほとんどがいわゆるミーハーだし根付かない
上田作品は好きだが『カメラを止めるな』以外はいつもガラガラだ(悲しい)
第二の『カメラを止めるな』なんて呼び方やめろ九州のバースみたいじゃないか
有名俳優が出ていても海外で高く評価される映画はいくらでもあるのに意識高い系は無名な俳優だけの映画がヒットすることに喜びを感じるようだ
日本の有名芸能人に何かしら妬みとか恨みがあるのだろうか
「ハズキルーペ大好き」と言っただけで1億円近いギャラを貰えるのだから羨む気持ちはわからないではないが
ネット社会の世の中でポスターのデザインだけを見て映画を観るか観ようか決める人はかなりの少数派だろう
いくら人口が減っているからといって日本人が楽しむことより海外受けを狙うようなあちら側に寄せた映画ばかり作られたんじゃたまったもんじゃ無い
海外出羽守大嫌い
あの銭湯に実際に行ってみた❗️
いつも殆ど日記のようなレビューです。このサイトは映画のサイトです。個人的なブログでは有りません、わかってます。それでも例え一人でも笑って頂ける方がいらっしゃればそれは本望でございます。
今回は特に日記感が溢れているレビューになります。ですからそれが嫌な方はここで読むのをやめて下さい。
さてこの映画はほぼ松の湯と言う銭湯で展開します。場所は浦安の猫実(ねこざね)で実在します。良い名前です。ぬこざね。声に出して読みたい日本語の一位です。ちなみに二位は福島の猫魔温泉です。
ただの猫バカじゃねえか❗️
おっと、話しを戻します。
浦安と言うとあのテーマパークを思い出す方が多いでしょうが、なーに、違いますぜ、だんな。へへっ、その辺は全部海ですぜ。昔はね。
地元で元町と呼ばれる、猫実、当代島、堀江、
その辺が本当の浦安です。あとは埋立地なのです。私にとっては元町は隣町です。親しみ深い土地なのです。以前はパチンコ屋や雀荘に通っていました。そしてもう一つ理由が有ります。それは後ほど・・・
私はこの映画を観た翌日にあの銭湯に行きたくなってしまったのでした。あの死体が転がっている銭湯。松の湯。世の中にはそんな物好きがいるのでしょうか?
( ´ ▽ ` )ノはい❗️いまーす。行きましたよ。
とうちゃこ!しました。信じられないことが有りました。なんと・・・
大混雑❗️うそでしょ!人生のパイセンが沢山います。20人くらい。密です。
銭湯は10年ぶりです。当たり前ですが映画のまんまです。受け付けの後ろにおもちゃが並んでいます。お子様いないだろ!漫画本も沢山。定番のゴルゴ13とか有ります。なんとメランコリックのポスターが貼って有ります。
縁起悪いなあ❗️
今時ですから内風呂あるだろうが。でも広いお風呂に入りたいんだね。お風呂はさくっと切り上げて浦安の元町をぶら〜り。まだ明るいからね。ここは変わらんね〜 5年前も10年前も印象が変わらないよ。まるでタイムカプセルだよ。私は未来の私に手紙を書きました。
拝啓この手紙を読んでるあなたは
どこで何をしてるのだろう
15歳じゃねえだろ❗️
うるせー盗んだバイクで走り出すぞ!
だから15歳じゃねえ❗️
はい。いつも以上に支離滅裂な枕が終わりました。馬鹿ですみません。ここから映画の感想になります。
日常の隣の非日常を描いた映画。巻き込まれ型サスペンス。まあ死体は出てくるのですが、ブラックコメディのような感じも有ります。
低予算映画ですが楽しみました。なにしろ翌日にロケ地の銭湯にいっちゃうぐらいだからね。まだ新作扱いだけど準新作以下になったら観て欲しいかな。新作の値段でも損はないかも。
さて銭湯に行った日は家に六時半に帰りました。土曜日です。BSテレ東で4Kデジタルの男はつらいよが放送中です。この日(5/2)は五作目
望郷篇の放送です。何回も観ているんですけどね。やっぱり面白い。舞台は浦安です。
そうです、望郷編のロケ地巡りで何回も浦安に行っていたのです。本当に馬鹿だね〜寅は。
寅じゃねえけど。
読んで頂きありがとうございました。
楽しめた
殺人シーンとかグロいのになぜか笑えるという、不思議な映画。
最初いい加減でチャラチャラしてるだけど思われた松本君が意外にしっかりしていたり、ちょっと頼りなさげな鍋島君も少しずつ成長していったり。
意外にもハートウォーミングな作品で楽しめた。
妙なリアリティ
話にリアリティはないはずなのに、
和彦と松本のキャラと演技と二人の間の空気感が良すぎて
実際こんな事あるかもなと言う説得力があった。
和彦役の役者さんの演技が上手いからなのか、
演出でじっくり見せてるからか、
和彦の心の動きが手に取るように分かったし、
松本のビジュアル、無邪気なそこら辺にいる兄ちゃん、
馬鹿そうだけどめっぽう強いキャラは特にお気に入り。
湯を沸かすほどの熱い愛のるラストに激しい違和感を
抱いた僕には、メランコリックのほうが設定としては
納得が行った。
和彦の成長とまでは行かないけど、なんとなくゆっくり
責任感を持ち一人前の男になって行く様は
微笑ましく応援したくなりました。
ヤクザ、東さん、死んだ殺し屋みんな演技も上手くて
良いキャラしてて驚いた。
自分だったらもっとコメディ要素増やすな。
ここはこうするかな。とか想像も出来て
とても楽しい映画でした。
この監督と俳優さん達がどう成り上がって行くか
応援したいと思います。
意外にもじんわりくる。
撮り方とか演技とかいろいろ突っ込みたくなるとこはある。実家の食卓とかさ。
が、だんだん人の目を見られるようになる和彦にかなり心動かされ、最終的には、アレ?いい話観たなあ(じんわり)な感想。
リズムが良くてサラサラ見れました
この主人公の役者さんの朴訥とした雰囲気が好きだった!
シナリオとか演技とか若々しさ?初々しさ?が溢れてるけどあまりきにならないのは編集が上手だったんだろうか。リズムがいいからあっという間にエンディングにたどり着いた感じ。
彼女の子の笑顔も好きだったなー!ものすごく美人てわけじゃないけど笑うと目がなくなるとことか、顔が甘いのに喋り方はハキハキしてるトコとかすごく好き。
思ってたのと違った
グロでダークな感じかと思いきや、割とコメディっちくというか、人情話的な展開だった。
家族での食事シーンとかいわゆるインディー映画っぽくてあまり好きではないが、アクションは見所があったと思う。ラストのモノローグは主人公がやってきた事の業を考えると腑に落ちない感じはあったかな。
まず設定で勝ち +どうなるんだろう?とずっとワクワクしながら見れるストーリー
バイトをはじめた銭湯が夜は死体処理に使われいた……
で、まず設定で勝ち。
+絶妙に愛着が湧いてくるキャラたち。
+どうなるんだろう?とずっとワクワクしながら見れるストーリー。
面白かったです!
サスペンス、クライム、ヒューマン、恋愛、アクション、コメディ……色々と詰め込まれてて破綻してるのが個性的な尖ってる作品でありました。
中盤で”あ、そういうノリなの?”と意表をつかれたけど、終わりよければそれでよし。
登場人物は頭のおかしい奴らばかりだけど、最終的に主人公の家庭が一番おかしい気が;
のほほんと歪んでるのに狂気すら感じました。
作中ずっと流れてる”なんかみんなズレてる……”って感覚。
それを日常のワンシーンで感じさせる家族。ヤバい。
役者はほぼ無名のみ。でも味のある演技多し。
主人公は正しく”演技”したココリコ田中的な。
あのイラっとさせる感じを狙って出してるとしたらすごいな;
ヒロインは美人ではないけどめっちゃかわいい。
たぶん全男性が思ったのではなかろうか?
なんだろうか、あの説明のできない魅力
主人公は個人的に嫌いなタイプ。
なにも出来ないのにプライドだけ高い。
そんなハンデがあっても”あぁ、俺この映画好きだ”と思える作品でした。
良作!
ちなみに殺人のグロい描写はないのでそういうの苦手な人でも大丈夫です。
なんだか憎めない人達と、聞き分け良すぎる理想的な女の子
いやさ、血、飛ぶでしょ。浴槽まで。カロリー足りないし、小さいでしょ。ボイラーじゃ。
なんてのは置いといて。結構ありそうで怖い、ブラックコメディー的な設定が興味をそそります。主役の鍋岡のダメさ加減にイライラさせられるけど、百合ちゃんの可愛さで帳消し、というかプラスに反転。ヤクザワールドの描写がこんなので良いんだろうか、なんて印象はありますが、俺だってリアルなヤクザワールドなんか知らんし。意外と、こんなもんかも知れないか?
ずっと続けば良いのにと思わされる瞬間。全てが上手く行って完璧な瞬間。
ごめん、思い浮かばない。そんな経験、無いから。いやぁ、あるかぁ。あるなぁ。あるある。この瞬間が永遠に続けば良いのに、と言う瞬間は、確かにあった。そんなもんは泡みたいに消えていくから、幸せが幸せだったことに気づくんてあって。永遠なんて、なんにせよ、無い方が幸せなんです。多分。
割と好きなタイプの話だったし、手作り感に溢れてて良かったです。意外と。
主演&プロデュースの皆川暢二さんと、助監督&クスリの売人(殺され役)で出演の蓮池貴範さんの舞台挨拶付でした。
監督の田中征爾さんの仕事の関係から、この映画の撮影は金曜の夜から日曜の午後に掛けて行われ、10日ほどを要したとのこと。タイトルの「メランコリック」には二つの意図があると。一つは、その意味の通り。「人生は憂鬱」。もう一つは、おそらく「二面性」。憂鬱と言う本来の意味に対し、日本語としての発音「メランコリック」が醸し出す、すこし可愛らしい印象。それが、この映画の登場人物が持つ可愛らしさと繋がる。と言う事でした。
製作の皆川暢二さんの想いは、「役者としては成功していない。なら自分達の手で映画を作ってしまおう」と言うものだったとの事です。
皆川氏は長身で結構のイケメンさんでした。ココリコ田中に似てるのが難点wですが、製作者としての成功も、役者さんとしてのブレイクも陰ながらお祈り致しております。カシコ。
闇のお仕事
「冷たい熱帯魚」的なものを想像してたんで、強烈な描写はなく、思ってたよりあっさりしてた印象。
首を突っ込めば、知らず知らずに泥沼にハマっていく怖さは観ていて引き込まれます。
主人公の独特な変?なキャラもあまり見たことない感じで良かったです。
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