劇場公開日 2020年3月20日

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「広瀬すずちゃんの魅力満載!スペシャルゲストも登場!」一度死んでみた マツキヨさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5広瀬すずちゃんの魅力満載!スペシャルゲストも登場!

2020年3月23日
iPhoneアプリから投稿

大好きな女優の広瀬すずちゃんが初のコメディ映画出演というふれこみで、当直明けに大阪ステーションシネマに観に行きました。
映画の冒頭には、今の状況では行けないライブハウスにて"魂ズ"というバンドでヴォーカル担当七瀬(広瀬すず)登場で、歌詞も自分の父親を貶す歌を歌いまくる出だしで始まります。
パンクロッカーを気取る七瀬ちゃんですが、高校までは知的なリケジョであったのが、母親が亡くなって告別式に父親が出席しなかったあたりから、父親に反抗して父親の言うことは全く聞かないし、父親が嫌うパンクロッカーの道に進んでしまいます。
映画の後半では、七瀬ちゃんのことが大好きな父親像とそんな父親にゾッコンだった母親の話が挿入され、ただのコメディ映画ではなく、フーテンの寅さんばりの家族愛にあふれるストーリーに涙がにじんだりします。
ネタバレにならない程度でいうと、映画の冒頭に誰でも知っている超大物ロッカー、後半に日本人宇宙飛行士、スィーツ好きのプロレスラーなどの登場もあり、そういう楽しみまであるコメディ映画で映画の大半は大笑いできます。
でも今の状況なので観客は僕含めても広い劇場に7〜8名といったところでした。

マツキヨ