劇場公開日 2018年12月15日

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「『万引き家族』と『デトロイト』」マイ・サンシャイン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0『万引き家族』と『デトロイト』

2020年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最も印象に残ったのが冒頭の少女射殺シーン。韓国系アメリカ人の店主トゥ・スンジャが経営する店でオレンジジュースを買おうとした15歳の少女ラターシャが万引きしたのだと勘違いして射殺してしまった事件だ。殺人罪に問われると思われたのに、裁判では保護観察と罰金500ドルだけの軽い処分だったことに黒人たちの怒りを煽る。さらにロドニー・キング事件で警官4人が起訴されるのだが・・・

 事実に基づき、人種差別問題が大きな暴動を生んだ物語だけど、どうもスッキリしない展開。群像劇のような気もするし、ドキュメンタリータッチで描きたい監督の気持ちも伝わってくるのですが、ハル・ベリーとダニエル・クレイグの2大俳優も無駄な使い方をされてる気がする。子どもたちを引き取り、その愛情だけで精一杯なのもわかるが、夢の中でセックスしてる場合じゃない!むしろ黒人青年ジェシーだけで追いかける方が感情移入できて良かったと思う。

 邦題のマイ・サンシャインというのもチンプンカンプンだったけど、原題のKINGSのままの方が色んなことを考えさせられるし良かったでしょう。まさかのバーガー・キングも出てきたし・・・

kossy