劇場公開日 2018年12月15日

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「普通の市民の視点がいいです」マイ・サンシャイン abukumさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5普通の市民の視点がいいです

2019年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

 「マイ・サンシャイン」という邦題でミュージカル・コメディかと感じて、見に行くのを一度は止めようと思ったけれど、ハル・ベリーとダニエル・クレイグの共演だし、ロス暴動の話だし……、興味を感じて見に行って正解でした。
 日本の配給会社はときどきこんなポカをやるので要注意です。KINGS~ロス暴動は過去の記憶ではない~、とか真面目につければよかったのに。

 普通の市民が暴動に巻き込まれていくことの意味。ジワジワと社会に緊迫感がただよい、対立が避けられなくなっていく様子が、肌で感じられました。
 トランプのような輩の煽っていることが如何に危険であり、市民がそれに巻き込まれ、死ななくてもよい若者が死んでいくということを訴えたいのだと思いますが、ところどころ主演2人のうまい芝居に笑いの演出も入っていて、映画として楽しめます。
 若手の黒人カップルも美しくて上手。ニコル役のレイチェル・ヒルソン(Rachel Hilson)はグッド・ワイフでニーサをやってた子ですね。成長しました。ユーモア感覚もあり期待できます。

 レイチェルはこれを機会に黒人の若い活動家とか、女の子探偵とか、面白い役の主役をつとめてほしい。

abukum