劇場公開日 2018年11月9日

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「おんなじということ」アジア三面鏡2018 Journey ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0おんなじということ

2018年11月11日
iPhoneアプリから投稿

国際化が進んで、多様性や多様な文化を理解することが重要視されるようになった。
そして、僕たちの世界は、さまざまなひずみも抱えるようになっている。
でも、この映画を観ると、どの国でも、そこに住んでいる人々の抱える悩みや問題は、実はおんなじ、一緒だということが、ちょっと郷愁を誘ったり、滑稽だったりする。
親子の感情のすれ違いやぶつかり合い、そして、それでも親子の絆は切れない。過度な開発がなくても、きっと変わらず暮らして行く人々。セックスレス(夫のインポテンツ?)を悩む夫婦。
たぶん…、そこから始めて、おんなじと思った方が、多様性を理解するより、お互いを分かり合えるような気がした。
ちょっと角度を変えると、色々なものが見えてくる三面鏡のように。どうせ見てるものは一緒なんだから。
※ あと、余談だが、光背がネオンの仏像や、ディスプレイから丁寧に剥がされるフィルムも象徴的で笑えた。

ワンコ