黙ってピアノを弾いてくれ

劇場公開日:

黙ってピアノを弾いてくれ

解説

ピアニストで作曲家チリー・ゴンザレスの生き様や音楽の魅力を追ったドキュメンタリー。その強烈なキャラクターと、クラシックからヒップホップまで、さまざまなジャンルを縦断する幅広い音楽性でミュージシャンからも熱狂的な支持を集めるカナダ出身の音楽家チリー・ゴンザレスは、1990年代後半にカナダからドイツへと渡り、挑発的で破天荒な生き様から脚光を浴びるようになるが、その狂気的で過激な言動とは真逆ともいえる、美しく繊細な音色を奏でるピアノ演奏で人々を魅了する。ダフト・パンク、ジャービス・コッカーらとの共演、ウィーン放送交響楽団とのステージでのパフォーマンスの模様などを盛り込み、ゴンザレスの唯一無二ともいえるその魅力に迫っていく。

2018年製作/85分/G/ドイツ・イギリス合作
原題:Shut Up and Play the Piano
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2018年9月29日

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映画レビュー

0.5音楽的地雷映画。グレン・グールド見たいなピアニストじゃないの?!

2024年1月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5【”狂気性を帯びた男が奏でるピアノの音色は美しい。”ラップとピアノの組み合わせと、ウィーン放送公共楽団とのステージでのパフォーマンスは圧巻。チリー・ゴンザレスの人間身溢れる姿が横溢している作品。】

2023年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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NOBU

3.5なんだか強烈な人だ!知らないながらも彼のペースに巻き込まれ、すっか...

2019年1月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なんだか強烈な人だ!知らないながらも彼のペースに巻き込まれ、すっかりのせられてしまう。
彼の歴史をたどりながら話は進むが、どこを切り取っても、なにをやってもチリーゴンザレス。
まるで金太郎飴の様だ。
存在そのものがパフォーマンス、そんな彼のライブシーンに観客の様に楽しんでのせられて、全身全霊の演奏に興奮した。
あそこまで個性が強いと時代なんか関係ないんだろう、古いも新しいも時代を感じない映像だった。

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パプリカ

4.0「黙ってピアノを聞いてくれ」

2018年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ピアノだけ弾いてれば聖人。話せば馬鹿野郎。行動は意味不明。

正直チリゴンは、うざいと思う。チリゴンのピアノが美しいことを知ってからも、彼のキャラクターの印象は、なぜか全く変わらない。それくらい、やることなすこと話すことの全てがウザイ。友達には絶対したくない男だし、天才って言いたくない、こんな変な人。

だがしかし。余分な音が、ありそうでないSolo Pianoの美しさには鳥肌が立つ。Youtubeにチリゴンの弾く手指と鍵盤だけを写す映像がある。顔や姿は撮りたくないんだね。わかる。映像を見て、あらためて思うのは、ダイミズムの欠如。キース・ジャレットみたく、左手が強烈に動き回るでもなく、ピーターソンみたいに巨大な左手もなく、ペトルチアーニほど端麗でもなく。俺にも弾けそうな感じ、するやん。弾けんけど。だから、静かに語りかけられてるような気がする、この左手に。

Shut up and play the Piano が原題。どっかで聞いたことあるよ、それ。でも意味合いは「黙ってピアノを聞いてくれ」
映画はさておき、チリゴンのピアノは、もっともっと多くの人に聞いて欲しいです。が、彼には調子に乗って欲しくないので、あまり流行らないで欲しい、ってのもある。

黙って弾いてくれれば、みんな黙って聞きます。それだけは保証する。ピアノだけ弾いてれば、やはり聖人に違い無いと、改めて思う映画でした。

ドキュメント映像に、ちょっとだけ付け足された演技部分がまた、チリゴンらしいし、ピアノがアップライトって所もナルシズム全開で彼らしい。

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bloodtrail
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