引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
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引っ越しは戦です!
こんにちは、LEOです。
先日、「引っ越し大名」を見てきました。
何ヶ月も前からこの映画の予告が流れていたので興味があり行ってまいりました。
内容としては、財政難中の松平家が家中の者と一緒に引っ越しをしなくてはならない、しかし金がないからどうするか?という難題をどう乗り越える?、乗り越えられたのか?などを題材にした感じです。
感想としては、コミカルで誰でも見られて、とても安心して見れる映画となっています。
特にお金調達のあたりが面白かったです。
是非お時間がある方は見てみてはいかがでしょうか?
不遇を超える!
松平直矩は国替えばかりさせられ「引っ越し大名」と呼ばれていたとのこと。歴史上の人物の実在した内容を盛り込んで、リアルさあり、面白くて笑えてドキドキもしてジーンときて、素晴らしいエンタテインメント映画でした。『超高速!参勤交代』シリーズも大好きでしたが、今回は更に面白かったです。上からの命令とはいえ、何度も何度も国替えをしなくてはならない、当時は本当に大変だったと改めて知りました。こういう映画がなければ、当時の苦労や不遇の状態や実際に藩ごと引っ越すという大事業がどんな風に行われてきたかを知ることがなかったので、素晴らしい作品に出合えてとっても良かったです。キャストの演技も魅力的で、表情の細部までなりきっていて、また殺陣シーンも見事。且つ主人公がどんどん変化していく様子も良かったです。ヨワヨワだったのに自信をつけてたくましくなる人間的成長も感じられました。不遇を超えて生き抜く強さも学べました。
本格引っ越し!
史実をもとにしたほんとうにあった国替えの映画ですが、創作部分は判りやすく大袈裟なので判断しやすかったです。
引っ越しの家財持ち出し際、ぶつけて傷などつけないように工夫をされている場面が見られました。
エンドロールで佐川急便を見つけ、本業の監修が入っている!!!と何やらクスりとさせられました。
ちょーーーっとだけ丘みどりさんが出てて、笑えました。
アミューズすごいぜ!
7年前の8月半ばの事である。その日、私は友人と連れ立ってビーチボーイズのコンサートに行った。場所は千葉マリンスタジアム。
途中ココモを演奏していた時、何故かクリストファー・クロスが出てきて一緒に歌い始めた。
彼の持ち歌はなし。どうゆうこと?
暑い盛り、帰り道どうしてもビールが飲みたくなり、あるホテルの一階のバーに入った。
なんとも変なバーでつまみは全て缶詰!
隣の席の4人組の話し声が聞こえてくる。
その内容が関係者席に有名人の誰がいたとか
なんの雑誌に書いたとか・・・
どう考えても音楽評論家である。
私が友人になんでクリストファー・クロスが
いたんだろう?と言うと、間髪を入れずひとりのおばちゃんが「ねえーなんでいたんだろうねー」と、こちらの話しに食い込んできた!
あんた達がわからない事はシロートの私達が
わかるわけないよ!
そのおばちゃんだが去年テレビで見て名前がわかった。なんと・・・
東郷かおるこさんだった!!
あんたのライナーノーツ!山ほど読んできたよ!
ビーチボーイズの前座がアメリカ、さらにその前座が星野源だった!
テレビドラマの「11人いる!」でチラッと見たくらいで、歌は始めて。お客を気遣っていたのが印象的だった。
まさか恋ダンスで大ブレイクし、5大ドームツアー、朝ドラ主題歌と大スターになるとは・・・すみませんでした。見る目がなかったです。
さて本作は、その星野源を主役に据えた歴史エンターテイメントである。
参勤交代より遥かに辛い、国替えの話である。
しかも石高も半分にされ、今でいうリストラも
行なう。書庫係で知識があると見込まれ引越し奉行にさせらる星野源も辛い。
ここで星野源の個性が活きてくる。文化部の雰囲気。マザコン、気の弱さが物語をまわす。
無個性の個性。
改めて星野源のファンになった。コンサートにも行ってみたい。
高畑充希ちゃんも、パブリックイメージ通りしっかりしていて良かった。歌も上手い!
高橋一生も流石!旬の俳優!後半は見せ場だらけです!好きになった!
端役も思わぬ人が出ている!
星野源の事務所はアミューズ、大人計画!
事務所の力も凄い!
悪気はありません!
すみません。
参勤交代以外に引っ越しの苦労を知りました
大名が引っ越しするのは、こんなに過酷なものだったんですね!
主役がパッとしない書庫役の星野源と高橋一生や高畑充希が手伝い、何とか成功させるが、感動したのは経費の削減の為に、何人かを百姓になって貰い後日、迎えに行く所が凄いと思いました。コメデーだけど泣けますね。
時代劇風味の現代劇、それとも逆?
最近、時代劇を現代社会に通ずる切り口から描き、親近感を起こさせる作品が多いですね。
本作も、言うなれば時代劇の皮を被ったオフィスドラマ。内容に難解さはないし、歴史用語はナレーションで解説してくれるし、(何なら国替えも途中から引っ越しで通してるしな)、ラブコメあり、ミュージカル要素あり。歴史苦手、時代劇見ないという方でも、お気軽に、トレンディドラマのノリで楽しめるので、大丈夫。
プロジェクトXをパロった予告編が大好きだったんだけど、本編は笑いの要素が、余り面白くない芸人のネタっぽいというか…。ここ笑い所的な無理やり感があって、私の好みからは若干ズレていた。
無駄に挟まるBL要素は何を狙っているの?(笑)
ストーリーもザックリしていて、力業な部分もある。藩主が柳沢吉保に睨まれて、公儀隠密が大名行列を武力襲撃って、どんな事態やねん。
頼りなげな主人公が、書物の知識と誠実さで道を切り開いていくのは面白い。相棒の幼馴染みの、楽天的な豪放磊落さとのバランスもいい。
良い人がちゃんと幸せに、最後伏線も拾って、スッキリいい気分で終われるのが嬉しい。
配役の妙が凄い。
ドラマ殆ど見ない、役柄で見てしまって俳優覚えない私でも、星野源の愛らしさと高梁一生のおバカな笑顔が、この映画の5割位を引っ張っていった。演技もピッタリ嵌まっている。
後、一部ゲーマーにとっては、某槍を見てテンション上がるという、知らない方には解らんであろう要素があってですね…。
この所邦画が合わなくて、何の感想も残んなかったな…で終わる事が多かったので、今回は楽しく見られて、満足です。
ハイブリッド時代劇
現代劇の軽妙さと時代劇のもつ独特な熱量。両者が気持ちよく融合するとこんな感じになるのだろうか。ガチガチの時代劇ファンには「うーん…」もあるだろうし、どちらかと言えば自分もソッチ側なのだが、良いじゃないか♪と思った。
高橋一生の快男子っぷりと濱田岳の絶妙な存在感。特にこの二人がお気に入りだったのだが、周囲がピタリとはまった軽妙で気持ちの良い作品でした。
心が温かくなる映画です!
ひきこもり侍である春之助が、
引っ越し奉行に任命されることにより、外の世界に触れ、
人として成長していく姿に勇気をもらった。
また、春之助を助けてくれる周りの人の温かさが心地よかった。
星野源さんが春之助の人柄にぴったりで、演技も素晴らしかった!
高橋一生さん、高畑充希さん、濱田岳さんの演技も素敵で、
特に、高橋一生さんの殺陣のシーンは圧巻でした!!
今どきの時代劇!!
成り行きで見ましたが楽しかったし面白かった!!
役者さんたちに特別思い入れのある方がいたわけではなかったのですけど、うじうじキャラの星野源が仕事を通して男らしさを増していく様子は痛快でしたし、しっかり者の高畑充希は可愛いし、年増好みの豪快な筋肉脳キャラを演じた高橋一生は意外にもよく合ってました!
お話はあらすじだけ聞くと暗く重い内容なのに、ふんわりBL要素が入ってたりして笑えます。軽過ぎず重すぎないエンタメ時代劇で見やすかったです。
後半のシーンの棚田が美しくて、日本て綺麗だなぁと思いました。海外の方にも見て欲しいな。
勝ち戦を眼下に眺める男達。
15年の時を掛けて開墾した、棚田の風景にグッと来て。刀と人と墓碑で全員集合した2156人にほろりとし。「引っ越しは我らの戦にござる」。いやいや、土を耕し田を守るのだって戦。土下座で借金するのも戦なら、公儀隠密と斬り合うのも戦。人の人生そのものが戦でござるよ、なんて言う話。なんか良かった。中盤以降、ぐいぐい話に引き込まれてしまって、最後はホロホロ程度には泣ける映画だった!
チェリーボーイが相手と来りゃ、女性リードだよね。にしても充希ちゃんの逆プロポーズ、早。と言うか手際、良い。いや、時代物のカツラを被った瞬間に「君、誰?」になってしまう女優さんも多い中、充希ちゃんはいけてたと思う。彼女の顔は時代物向きなんですね。
メインキャスト三人はミスキャストちゃう?と感じた最初の10分。徐々にハマり役に見えて来るのは「役者さんの力」だよなぁ、って思う。高橋一生に、こんな役出来るんだと感心しました。伊万里焼のフリスビー・アタック。中島誠之助氏の顔がムンクの叫びになりそうだけど、下手すりゃ刺さるよ、それ、頭蓋骨に。いずれにしても「いい仕事」だったw
初めての引越しの成長物語は、コメディで幕開け。「義無き江戸時代」、幕閣に翻弄される武士の物語を経由し、15年の人間ドラマに帰結。現代社会の政治やら、宮仕えの悲哀やらへの批判や皮肉が込められてる、って言う風に見えない事も無いけれど。そんな事ないと思う。日本の支配構造が、400年変わっていないだけ。いや、アメリカだって本質的には200年変わってない所があるしね。
ただただ、その時に置かれた立場と役割の中で、「己の戦」を全うした人たちの物語。徳川幕府の圧倒的な支配力の前に、存在価値を失った「武力装置としての侍たち」の、笑いと涙と汗と恋の物語。定期的に登場する「エンタメ時代劇」の中では傑出した出来だと思います。俺はこれ相当好き!
楽しかった。すっごく!
クスッと笑わせ!スカッとして!ホロリと泣かせる!全部入ったこれぞ良い映画!
そこまで期待しないで観ていると、星野源が覚醒したあたりからグングンと物語りに吸い込まれる!
星野源がはまり役で!まわりを固める高橋充希、高橋一生、濱田岳がいい!!!
スカッとするし、ホロリと泣かせる良い映画!
夭折の名匠・山中貞雄監督の世界
28歳で中国河南省開封の野戦病院にて病死した夭折の天才映画監督・山中貞雄。
サイレントからトーキーに跨る、監督としての実働5年間に24本の時代劇佳作を残しましたが、当時では稀有なユーモアとペーソスが塗されたモダンな作風によって、彼の作品は“髷を付けた現代劇”と称されました。日本映画史上に残る名作『人情紙風船』(1937年)はその典型です。
長生していれば、間違いなく黒澤、小津、溝口に並ぶ巨匠となり、日本映画に更に大きな血脈を構築していたと確信していますが、本作は、私には、その山中貞雄を彷彿させるような、将に“髷を付けた現代劇”にしてユーモアとペーソスに満ちた「時代劇」でした。
天下泰平の江戸時代に、幕府によって政策的に頻繁に行われていた大名の国替えを題材にした映画ですが、差し詰め現代の企業本社や省庁の本省の移転・引っ越しの混乱ドタバタ劇の諷刺であり、組織・個人の意地と面子と、経費節減という冷厳な金科玉条との葛藤をユーモラスに描いています。
特に前半は現代劇風の城内や邸内での対話場面が多く、いきおい時代劇の魅力の一つである引き画像によるパノラミックな空間映像が少なくて寄せの画が多く、現代劇のような人間関係の確執による緊張感を漂わせ、その上、時代劇らしいアクションも観られません。
専ら主役の星野源のコミカルな所作・言動で笑いを誘いつつ、更に空気感を変えるためにミュージカル張りの歌や踊りを折に触れ織り込み、嘗ての東映時代劇の一つの系譜である、美空ひばり主演の歌謡時代劇の如き華やかで絢爛たる画面展開によって和ませてくれます。
星野源の眼つきと眼の色、そして顔つきが明らかに変わってくる後半は、伝統的時代劇のセオリーを辿り、陰謀、強欲、復讐、我執のドラマが次々にテンポよく展開し、その折々に忠義、礼節、義理が緯糸に紡がれ、観衆にややフラストレーションの鬱憤が溜って、それが臨界に達した処で、愈々悪党による討ち入りと集団での大立ち回りとなり、観客は一気にカタルシスの快感に耽ることが出来ます。海辺の松原での外連味に満ちた迫力ある立ち回りは、将にワクワクドキドキのピークとなり、興奮の坩堝状態に陥ります。
ラストの信義を果たす崇高なシーンは落涙ものであり、本作は、映画に求められる三要素「笑って、泣いて、(手に汗)握る」を存分に満足させてくれる作品であり、『超高速!参勤交代』で2014年度日本アカデミー賞脚本賞を受賞し、時代劇の新境地を開いた土橋章宏氏の面目躍如の筋立てといえます。
また、やや軽薄なストーリーと演出にも関らず、決して浅薄な印象がしないのは、時代劇を支える基礎的技術水準の高さに依拠します。室内の設えは鄙びて使い古した質朴な生活感を称える反面、城内は整然と瀟洒に仕立てた美術、切れの良いカットの撮影、微妙な陰翳を現出した照明、如何にも年季の入った熟達の技を感じます。
主に松竹京都撮影所で制作されたこともあって、映画全体を通して京都・太秦の匂いが漂う、時代劇の醍醐味を堪能させてくれる作品です。
時代劇はまだまだオワコンじゃない!
ボーイズラブありミュージカルありチャンバラありの娯楽性が高い時代劇
犬童一心監督作品では内容は全く違うけどジョゼと虎と魚たち以来の面白さ
史実を元にした作品
こんなに引っ越しをした大名がいたとは知らなかった
元々福井だったのに兵庫に大分に山形に福島とあちこち引っ越し
車も電車も飛行機もない時代に超ハードなことだ
殿は籠だから楽だろうけど
はじめは時代劇史上最も情けない主人公ですがヒロインのおかげでだいぶ立派に成長していきます
ピエール瀧が出ています
あんなことになって残念ですがいつの日か役者として現場復帰を期待
ずんの飯尾が出ていますが全く面白い事を言わず残念
アドリブくらいやればいいのに
全部カットされたのか
正名僕蔵が眼鏡をかけてないので雰囲気がだいぶ違いますが声でやっぱり正名僕蔵
向井理が出ていますが誰の友情出演?
西村雅彦ではなくて西村まさ彦
芸名変だしカッコ悪い
高畑充希が小さい
158もあるわけない
濱田岳と同じくらいだが両方ともサバを読んでいるのか
背が低くてもいいしサバ読んでもいいんけど高畑充希かわいいしそれでもちょっと気になった
丘みどりがちょい役で出演
たしかに遠目で見ると高畑充希によく似ている
高橋一生がかっこよかった
特に槍を振り回すところ
キャスティングが絶妙!
時代劇は好きだけど、難しすぎるとついていけなくなる心配だったり、途中で諦めちゃうことがあるんですが、いい意味でライトに見れて楽しかったです。
出てる役者さんみんな好きな方ばかりで、それだけでも満足感高かったです。高橋一生さんの豪快な役も新鮮でした!星野源さんと高畑充希ちゃんのほのぼのコンビも可愛かったです。
個人的には、向井理の無駄遣いが最高でした!
大名ならぬ奉行だよね?
微妙にタイトルが違わない?
まあ、良いけど。
細かく言い出すつもりはないけど、史実はもう少し違ったみたいだけど、当然、そんなことを気にするつもりはないので、総じて良かったんではないだろうか?
そして、刀剣ファンには垂涎かも知れないが、御手杵が活躍?したのも、何気に見所ではないだろうか?
名君なのか暗君なのかわからないけど、直矩の態度が、救いだったような気がする。
そうなると、やっぱり、タイトルは引っ越し大名で良いのか知らん?
☆☆☆★★★(大甘) ♬日の出と共に起き上がり♬ 最近はめっきりと...
☆☆☆★★★(大甘)
♬日の出と共に起き上がり♬
最近はめっきりと_| ̄|○
原作未読。 簡単に。
引っ越しに必要となる膨大な費用の割には、こざっぱりとしていて「あれ?」とは思えど。ウェルメイドなコメディー時代劇として観たらば、まずまずは楽しめる。
策略の杜撰さ…とか、細かいことを言ってたらキリがない部分は多数。
星野源のおどおどしたキャラ設定がなかなか良い。次第に仕事を全うして行く内に、男(武士)として成長して行く。
…だが!
高畑充希を目の前にし、童貞感はどんどん増して行ってる気もするが(#^.^#)
読書好きな星野源。引っ越しに際し、大規模な断捨離を敢行するのだが。焼き払う前に本を全て頭で丸暗記するのは。おそらくレイ・ブラッドベリの『華氏451』からではないだろうか?
事の発端は、モーホー殿様ミッチーのやっちまった感ある行動から。
それだけに、辛い決断を迫られながらも。最後に帰って来た全員を迎え…ちょっとグッと来る場面でした。
作品の評判であったり、この監督の過去の作品を観た感覚から。全く期待せずに観ただけに、楽しませて貰いました…と、ぺっこり45度(;´Д`A
2019年9月7日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン6
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