劇場公開日 2019年7月20日

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「ミスリードですかね」存在のない子供たち おぅぷぅんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ミスリードですかね

2021年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

育ちの悪いクソガキが旅に出る、癇癪を起こして逮捕され、悪いのは親が原因だ!という胸クソ悪い映画。

多くの方は子供環境についての評価が多いです、悪い結末にはなってますが貧困家庭では幼い娘が裕福な家庭へ嫁ぐことは良いことだと思います、日本では農家に嫁ぐ境遇と似ている気がします、中には姑から労働力として扱われ不遇扱いをされたりと良くは無いが生きることはできると思います。

ゼインは学校へ行くこと、労働することもできるが神様(イスラム教?)次第だと父親は言う。もしかすると親は学がなく学校へ行くことで貧困から抜けれる可能性を分かっていないかもしれないが周りの境遇を自分に置き換えたり、親を訴えるほど頭が良い少年が自ら望まないのが引っかかる。

タイトルからすると黒人女性のラヒルの違法就労や赤ん坊のことをフォーカスしたいのだろうけどゼインのクセが強すぎて話が入ってこない、どうしても主役をゼインとしてみてしまうので難民の子供について掘り下げれてないなーと思った。

おぅぷぅん