劇場公開日 2019年7月20日

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「コロナによりもっと悲惨な状況」存在のない子供たち eimeiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5コロナによりもっと悲惨な状況

2020年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

コロナ以前のレバノンのシリア難民の現状を表している映画として鑑賞した。
児童労働の悲惨さと同時に、子供のために何とかしてやりたい親のいら立ちも画面から伝わってきます。

先日、レバノンのシリア難民キャンプのNHKBSの海外ドキュメンタリーを見たが、コロナにより、状況は更に悲惨で、臓器売買、子供の誘拐、体の良い人身売買、難民キャンプの襲撃など、何でもありの状況です。多分、ヨルダン・トルコのシリア難民やロヒンギャ難民も同じような状況に置かれていると思われます。コロナ以降、先進国も自国のことで精一杯で、援助どころでない現状です。

映画を見ていて、悲しいと同時に、どうすることもできないイライラを感じた。

eimei