劇場公開日 2019年7月20日

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「【ゼイン少年の気骨ある行動、言動に激しく心打たれた作品。】」存在のない子供たち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【ゼイン少年の気骨ある行動、言動に激しく心打たれた作品。】

2019年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

 ー 苛烈で哀切極まりない物語である。ー

 ・極限の貧困の中、両親を見限り、独りで生きる選択をするゼインの瞳は”悲しみ、怒り、困惑、絶望”を見事に表現している。

 ・家を飛び出し、荒れた都会の中で、彼に笑顔はなく、一日一日を必死に生き抜く。
 そこで知り合ったシングルマザーの幼子の面倒も健気にみる。
 愛する妹を想い、相手の男にきっちり復讐する。
 ゼインは身体は小さいが、中身は立派な漢である。

 その彼の最後に見せた表情が画面一杯に映し出された途端、涙が止まらなくなった。

<この作品は世に蔓延る様々な問題に正面から切り込み、観る側に深い余韻と重い問いかけをしてくる紛れもない傑作である。>

<2019年8月4日 劇場にて鑑賞>

NOBU
あささんのコメント
2021年9月2日

すみません、「子供はわかってあげない」と間違えてコメントしてしまいました💦子供違い😂

あさ
あささんのコメント
2021年9月2日

NOBUさんこんばんは!コメントありがとうございます!

私もサマーフィルムと本作が秀逸で、爽やかで、印象に残っています。

てか、NOBUさんほぼ毎日映画をご覧になってるんですね!凄い!

サマーフィルムと本作を天秤にかけるとするなら、私は、サマーかなあ

あさ
kossyさんのコメント
2019年11月23日

NOBUさん、おはようございます!
お褒めの言葉までいただき誠にありがとうございます。
本当はもうちょっと笑いをとるために「ゴキブリマン」についても書こうと思ってたのですが、いまさら入れられなくなってしまいました・・・(汗)

kossy