劇場公開日 2018年10月27日

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「受け身」ライ麦畑で出会ったら 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5受け身

2018年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

萌える

サリンジャーに対してあれだけの努力をして舞台化の為に説得しようと奮闘するくせに親友に対しては諦めも早くチクる行動を取るのは兄の事があったにせよ優等生ブリが鼻に付く。

いじめてた奴らも掌を返したように扱いが変わり自分が主人公だったらそんな奴らを見て不信感を覚え距離を置きたくなるしサリンジャーに会った確証も無い筈で信じるのは早くないかな?

苦労してサリンジャーに出会えたような描写も無く旅して二日目?には会えた理由も微妙な感じで。

ディーディーの健気で献身的な姿は癒されるがあれでは男をダメにする典型的な女性像に感じてしまい主人公にとって都合が良いだけに思える。

これただ単に監督の自慢話にしか思えないし仲間からの信頼を得て彼女も出来て自分の努力と才能を凄いでしょう?って気分が悪い。

個人的に自分がひねくれた性格だからなのか本作にはハマれず比較?されている「ウォールフラワー」もダメだったし評価の高い「ブリグズビー・ベア」も好きになれなかったし本作には期待もしていたが全然ピンと来なかった。

万年 東一