劇場公開日 2019年1月11日

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「悪くないが薄味な映画」この道 ゴトーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0悪くないが薄味な映画

2019年1月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

大森南朋が北原白秋のダメ男っぷりをどのように演じるのか見たくて行きました。

・キャスティングは贅沢なのかな。教科書で見知った方々のビジュアルに寄せていたのは面白い。
・松本若菜、仮面ライダー電王で佐藤健のお姉ちゃん役だった可愛い系のコの印象がえらく妖艶な人妻役でびっくり。大人になったのねえ。
・山田耕作のキャスティングは無理やりエグザイルからねじ込んだ感じか。まあAKIRAに歌わせてそちらのファンも集客しようと言う狙いだとは思うけど。ただAKIRAは色黒で、そのマッチョさがどうしても背広姿からにじみ出てしまい、南朋と並び立つと大正時代に一人ケンシロウがいるような異様さ。正直このキャスティングは?と思いました。
・協賛に朝日新聞とTBSがいるためだと思いますが、昭和の戦争に向かおうとする時代の不穏な空気に対して「この国はどこに行こうとしているのか…」という台詞があって、ややあざとさを感じましたねえ。(・∀・)ニヤニヤ
・物語前半、文学史の授業で見た事のあるお名前の登場人物が多数登場。あなたはどれだけの登場人物を覚えているか?w
・2時間を越えるような冗長な映画にはせず、100分少しにまとめたのは好印象。

映画としては誰を対象とした作品なのか定まらない感じでもありました。物語の主題は北原白秋と山田耕作の友情って事になるんだろうけど。北原白秋のダメっぷりと時代の流れと反戦と童謡についてのエピソードがあるのですが、どれもが広く浅くになっている印象でした。なので映画としては薄味に思えてしまったのかもしれません。童謡誕生100年なんて銘打った映画なら最初から文部科学省のお墨付きとかあっても良さそうに思うのだけど、小学生に見せる映画としては白秋のダメっぷりが好ましくないんだろうなあ…😅 そんなわけで文科省のお墨付きはないのだと邪推しました😁

ゴトー