劇場公開日 2019年2月22日

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「名優には猫ちゃんも霞みます」ねことじいちゃん odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0名優には猫ちゃんも霞みます

2019年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 岩合さんのネコメンタリーは録画して眠れない夜などに眺めています。風景も含めて猫をどう撮るかにかけては右に出る人はいないでしょう。ただテレビでは猫がフレームアウトしても余韻を残す編集が気に入っていたので散歩するタマから部屋のタマにカット切り替えされると違和感がありました。猫の映画と言われますが小林薫さんと銀胡蝶さんは素敵ですね、猫がどう鯱立ちしてもこの味は出せません。ストーリー的にはエピソードを重ねてゆくだけ、その先は観る人の想像に委ねられます、押しつけがましいメーッセージ性もなく束の間、猫の島の住人の一人になったような気分にさせてくれます。監督選びからキャスティングまで斬新、プロデユーサーの感性のタマ物ですね。ただ、タマは強面顔なので残念、才色兼備は猫界でも稀有なのでしょう。
カフェ「シャルトリュー」の実在のモデル、佐久島の「カフェ 百一」に行ってみたくなりました。

odeonza