劇場公開日 2019年5月24日

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「【”帷子の辻”の恋と妖。不思議な魅力に満ちた作品。】」嵐電 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”帷子の辻”の恋と妖。不思議な魅力に満ちた作品。】

2020年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

萌える

  冒頭、夜中のどこかの嵐電駅の踏切が映る。
 謳うように流れて来る男女の声
  ”最終電車が行ってしまったねえ”
  ”これからは私たちの時間ねえ”

 ー京都のミニシアターで鑑賞した際、前情報なしだったので”京都造形芸術大学の映画好きの学生さん達が製作した映画だと思っていた・・。(大きく間違ってはいなかった・・)ー

 キネマ・キッチンで働く人付き合いが少し苦手な”かこ”(大西礼芳:今作では特に印象が強く残った女優さん。)と東京から来た若手俳優”ふう”さん(金井浩人)の嵐電界隈でのぎこちない恋愛や
 鉄道の不思議を調べて作品にしている”えいせい”さん(井浦新)とつれあい?の女性との関係性、
 修学旅行生と思われる”なんてん”さんと地元の”8ミリカメラ鉄っちゃん”の学生さんとの不思議な関係が、

 狐と狸の嵐電駅員さん達を狂言回しとしながら描かれる。

 序盤は、”帷子の辻の傍には、上手い京都中華屋があるんだよねえ”
 とか、 ”キネマ・キッチンじゃない! あの付近にも安くて美味いうどん屋があるんだよなあ”
 とか、 ”嵐電沿線のアパートって、風呂付で月三万なの?借りようかなあ・・。”
 などと、おバカな事を思いながら、楽しく観賞。

 だが、”かこ”と”ふう”さんが『驛室御』の改札前で交わす遣り取り(ここのシーンはとても良いと思う。)から、妖も登場する物語の中に引き込まれて行った。

 そして、冒頭で流れた妖の声が再び流れ・・。

 ラストで流れたあがた森魚の曲調も映画に合っており、満足した作品。

<2019年6月8日 京都シネマにて鑑賞 今にして思えば、単館でスタートした映画が良くぞ広まったモノだと感じるとともに、京都は矢張り映画の街であるのだなあ、という事を再認識した作品。>

■蛇足 この後、嵐電に乗って帷子の辻の京都中華屋に行き、広隆寺に参拝したことは言うまでもない。

NOBU
2020年3月12日

NOBUさん🙇お疲れ様です✨

一応、レビュー書きましたがメチャ長文になってしまいました…一応あげましたが、今後、編集か短縮か書き直しありかもです😞長々すみませんでした🙏

NIRVANA
2020年3月11日

NOBUさん🙇Heavy Meetingお疲れ様でした✨

京都に行く時は、阪急梅田発の「京とれいん」に乗るのが好きです。ほんと雅なデザインです…45分ぐらいです。JRなら30分で着きます…

それにしても御朱印拝受、小学生からは凄い!…私は2015年5月、奈良の「壺阪寺」(壺阪観音霊験記に感銘受けて😢)から始まり、最新は3/1大阪天満橋にある「日限地蔵院」で現在10冊目です🙏

御朱印帳はいつも、河原町にある鳩居堂(現在改修工事中で元の場所の向かいで仮店舗になってます)で購入しています。

そういえば、みうらじゅんサンもお祖父さんの影響で、小学生から御朱印集めていたそうです…ちなみに「月刊/京都」毎年新年号は御朱印特集です✨

「嵐電」のDVDまだ届かないので、今から楽器屋にGuitar🎸の弦を買いに行くついでに、TSUTAYAで探して見ようかと…レビューしばしお待ち願います🙇

NIRVANA
2020年3月11日

おはようございます🙇NOBUさんだけですよ、あのドラマの素晴らしさわかっておられるの…(他にもいはるかしら?)

*『日本には2種類の人間が存在する。 日本人と「京都人」だ』(エドワード・ヒースロー/by. 団次朗)

「京都人の密かな愉しみ」のガイド本が出ています。…詳しくはAmazon等で…

*『本書を読めば、「いけず」で「古くさい」といわれがちな京都人の見方が変わります。 「謎」に満ちた京都人の気質と暮らしを是非のぞきみて下さい。 』と帯に書いてます。

…私、映画のサイトでテレビの事ばっかり言ってますね😅反省、反省…

蛇足:私は、みうらじゅんサンの「見仏記」の影響で20年程前から仏女になり、今や御朱印女(ガールと言える歳で無いので😅)にもなりました。

幸運にも関西に住んでいる為、京都を中心に近畿の寺社を巡り、多くの仏像を拝観してますが、映画同様まだまだ観足りないです😔

朝から長々すみません🙏💦

NIRVANA
2020年3月10日

NOBUさん🙇何度もすみません。

「月刊/京都」はAmazonで買えます…以前は京都の書店でしか入手無理でしたが、便利になりました…好みの特集の号だけ購入してたのが、毎号順に並べると12冊目に背表紙が綺麗な紅葉や桜並木になるので、定期講読にしました。

あと、1/11に行った「京都冬の旅」で西陣の「宝鏡寺」参拝した時、お寺の真向かいに、あの「京都人の密かな愉しみ」で使われたお店「俵屋吉富」を発見…老舗の硝子扉が素敵で、今にも常盤サンが水まきに現れそうで…感動して写メ取りまくりました。

またも、映画サイトでの遣り取りでは無い様になったので(笑)…本線に乗り替え…本作「嵐電」に出演の水上サンについて、「タロウのバカ」のレビューに追記しましたので、お暇なら御一読下さいませませ🙏

NIRVANA
ワンコさんのコメント
2020年3月10日

みうらじゅん…では、ありませんよ。でも、みうらじゅんさんの奥さんの、R&Bシンガーbirdの大ファンです。

ワンコ
ワンコさんのコメント
2020年3月9日

(笑)僕ね、仏女ならぬ、仏男(ぶつお)なんですよ。自分でも、ある大学の先生から譲り受けたちっさいですけど、平安後期、鎌倉、室町時代の仏像を持ってるんです。その代わり、一押しの仏像は何?って聞かれると逡巡して、口ごもります。ランク付けられないので(笑)。
では、また。

ワンコ
2020年3月9日

NOBUさん🙇お疲れ様です✨

「月刊/京都」を定期講読している「京都好き人」なのに、本作を「見逃す」と言う失態… 2/5のDVD発売も今更気付き、先程発注という…作品と好きな都に対する失礼な見過し反省してます🙇

2/8に、今年2度目の「京都冬の旅」巡りに行き、「大徳寺」~市バス~嵐電/北野白梅町~妙心寺前まで乗車しました。…その後、今の状況になり、京都は拝観税問題以来の不況で…「京都好き人」としては辛いですが複雑な気持ちでもあります😞

…「広隆寺」国宝第一号の弥勒菩薩も素晴らしいですが、奈良「法隆寺」隣り合わせにある「中宮寺」の弥勒菩薩も、同じ飛鳥時代の作で美しいアルカイックです。機会があれば是非、拝観下さい…おっと、嵐電の話でしたね(笑)、観賞後じっくりレビュー書きます🙏

NIRVANA
ワンコさんのコメント
2020年3月9日

最後の蛇足、ほんとっすか?(笑)
僕は、広隆寺の弥勒さんも好きなんですけど、泣き弥勒さんが気になって、好きなんですよね〜。
今は、人も少なくて、良いんょうね、京都!

ワンコ