グッド・ヴァイブレーションズ

劇場公開日:

グッド・ヴァイブレーションズ

解説

「THE UNDERTONES」などのパンクバンドを世に送り出した北アイルランドのレコード店&音楽レーベル「グッド・ヴァイブレーションズ」の創設者テリー・フーリーの実話をもとに描いた音楽ドラマ。1970年代。紛争の真っただ中にある北アイルランドでは、ツアーにやって来るミュージシャンが激減し、音楽産業は衰退の途をたどっていた。そんな中、客の来ないナイトクラブでDJを続けるテリーは、運命の女性ルースと出会って結婚を決意し、生計を立てるためベルファストにレコード店「GOOD VIBRATIONS」を開店する。ある日、パンクロックに夢中な若者たちが夜な夜なライブハウスで演奏していることを知ったテリーは、興味本位で見に行ってみることに。理不尽な国家権力にパンクロックで団結・抵抗する若者たちの姿に感動と興奮を覚えたテリーは、そこで出会ったバンド「RUDI」の演奏にほれ込み、自らレーベルを立ち上げて彼らのレコードをリリースする。「GOOD VIBRATIONS」の名は瞬く間に北アイルランドのパンクスの間に広まり、テリーの元には様々なバンドが集うようになるが……。主演は「ベルファスト71」のリチャード・ドーマー。

2012年製作/103分/PG12/イギリス・アイルランド合作
原題:Good Vibrations
配給:SPACE SHOWER FILMS
劇場公開日:2019年8月3日

スタッフ・キャスト

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(C)Canderblinks (Vibes) Limited / Treasure Entertainment Limited 2012

映画レビュー

2.0パンク、ベルファスト、生きる希望

2024年3月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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カメレオン

5.0生きる理由

2023年9月21日
iPhoneアプリから投稿
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korosuketen

3.5紛争地域にこそ、音楽を‼︎

2023年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

いつテロに遭遇するかもしれないベルファストの厳しい環境を舞台にした、パンクスを中心とした若者たちの有り余るエネルギーをビンビン感じられる良作。映画「ルードボーイ」と時代的にもオーバーラップしていると見えて、音楽史としても、とても面白かった。
映画公開当時は誰も予測できなかっただろうけど、ウクライナの人たちも、音楽の力で鬱憤を発散してほしい。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。

4.5最高だった

2022年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アイルランド紛争渦を駆け抜けた、パンクムーブの物語。
チャートを駆け登ったバンドや楽曲が流れる訳でもなければ、主人公も少し丸い中年。舞台も紛争下のベルファストなので街も砕けているし影がある。
だけど実に輝きに満ちているんです。
実在した“ベルファストパンクのゴッドファーザー”テリー・フーリーがモデルで、とにかくその熱量がものすごい。
当時のフィルムも差し込まれるのですが、これが実に凄惨です。
幼少期の失明。宗教や政治思想による対立。
マイアミショーバンド事件も絡めるなど、常に先の見えない緊張下にありながらもまるで下を向かない。
それら全部“ロックとは全く関係ない”とばかりに突っ走るんですね。
レコード店を作り、パンクに夢中になり、レーベルまで立ち上げてしまう。
年齢や思想や立場も関係なく同じ音を愛する。
それはもう気持良いほどに、最初から最後までロックンロールなんです。
エンドロールではボウイを始めとした歌たちと、それと数々の写真がすごいマッチしてるんですよ。
何というか、10代の自分がうすうずして顔を出してくるようでした。
音楽、ロックンロール、パンクが好きな人には是非観てほしい作品です。

グッドヴァイブレーションズ それは生き方なんだ

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白波